5 Photos: Katsuyoshi Ueno

工場地帯の猫たち

川崎市の臨海部、京浜工業地帯の一角に「ちどり公園」という場所がある。この公園にたくさんのノラ猫がいることは前からよく知られていて、園内を歩きまわれば、おびただしい数の猫たちを見かける。
ある日の夜中、この工場地帯を撮影してまわっている時に、このちどり公園を通ることがあった。霧雨で明かりがぼやけ、工場の機械的な音が絶えず響きわたっている中、ひとりで真っ暗な公園の中へ入っていく。こんな時間に人はほとんどいない。いつもよりも周りの様子に敏感になっているのか、歩いていると時々何かが茂みの向こう側で動き回っているのがはっきりと分かる …»

 6 Photos: Hans van der Meer

ヨーロッパの野原でプレイする草サッカー

残雪の山々を背景に、広々としたグリーンのフィールドに配されたプレイヤーの姿。カラフルなチーム・ユニフォームに身を包んだ彼らの真剣な表情は、私たちがメディアで目にするワールドカップの選手たちの眼差しにも通じている。オランダの写真家・ハンス・ファン・デル・メールは、ヨーロッパの野原を舞台に行われている”草サッカー”に眼を向け、ローカルな競技場でプレーするアマチュア・チームを撮り続けている。アルミのはしごに上り、少しだけ上の目線から撮影することによって、個々の人物の表情を捉えながらも、フィールドの風景を俯瞰する独特な世界を表現する。そこに映し出されているのは、ヨーロッパの風土そのもの …»

 Photo: Kasane Nogawa

野川かさね「やま写真」 パタゴニアトークイベント

街を歩いている時にも、山のことを思い出せるように – 山に魅せられた写真家・野川かさねさんによる写真と、山を愛した詩人たちの言葉によって構成される、小さな山の本『ポケットに山を』。ページをめくると、例えばこんな言葉が綴られている。
「おおい山、ぼくの名を旅人などとよんでくれるな。ぜんたいぼくも一ヶのケモノ。時間などを美食する人生派とは違うんだ。ふおっくすろっとで口笛 ふいて、貴方の中へ入ってゆくから、未熟はゆるし、ぼくを仲間にいれてください – 山本太郎『山小屋の一夜』 …»

 Naoki Ishikawa

撮影の舞台となった沖縄にて、石川直樹写真展開催中

写真家・石川直樹の写真展『ARCHIPELAGO』が、5月9日(日)まで沖縄県立博物館・美術館>で開催されている。沖縄は 2009年11月に発売された同名の写真集の撮影地のひとつでもあり、本展では南はトカラ列島から奄美、沖縄、宮古、八重山、台湾、北は北海道やその周辺の離島からサハリン、クィーンシャーロット諸島に至る日本の南北に点在する島々で撮影したおよそ10年間の写真を展示する …»

 Osamu Yokonami

47都道府県の『通学路』を47人の写真家が撮る

全4回にわたり日本全国、47都道府県を網羅する通学路の写真集『通学路』のシリーズ第一弾が、 PLANCTONより出版されました。このレーベルは「Plants+」のデザイン等でも活躍するスープ・デザイン代表の尾原史和が2009年設立したもの。『通学路』シリーズは、それぞれの県の出身(もしくは幼少期を過ごした土地)である写真家が、誰もが持っている通学路の風景に残る記憶をテーマに …»

 Photo: Yuri Shibuya

フォトグラファー 渋谷ゆりが旅するストリート

世界各国のストリートを旅しながらシャッターを切り続けるフォトグラファー、渋谷ゆり。 Paperskyオーストラリア特集(no.29)、小笠原特集(no.8)、そして遡れば編集長ルーカスが最初に創刊した雑誌「TOKION」時代から写真を提供している。4月に発売されるPapersky最新号ヨセミテ特集(no.32)でも、取材班は彼女のカメラとともに旅をし、その写真はPaperskyの旅を彩ってくれている。「ペーパースカイで行く旅は、行った先々でいろいろなことを体験しながら、現地の人達と交流することが多いような気がします。今回のヨセミテでも …»

 Courtesy of Taro Hirano

Skateboard File I: Photographer Taro Hirano

Taro Hirano is better known as the photo editor of skateboard journal Sb, though its likely many have come across one of his more popular photo books which focused on abandoned skate pools in California. When Taro isn’t taking photographs, skateboarding or working in his darkroom, he’s probably downstairs in his own quaint gallery space, Gallery No. 12. The story goes back to the early 2000s when Taro was searching for a suitable darkroom however the inspiration for opening the gallery comes from the time which Taro spent in the United States, in particular a visit to New York. …»

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