Biosphere

Natural Digital Sound|ノルウェーの風土が生んだ音楽家|ゲイル・イェンセン

ゲイル・イェンセンは、34日目に登頂に成功した。彼の登山隊で山頂を制覇したのは、彼と、同行したシェルパだけだった。早朝、朝日が東の空を照らしはじめたころ、ゲイルは、世界で6番目に高い標高(8,201m)を誇るチョ・オユーの頂きからはるか彼方のエベレスト山を見つめていた。腰を下ろすと、バックパックを開けてMDとマイクを取り出し、空気の薄い山頂で、風の音、氷雪が砕ける音、そして、自分自身の声を録音した …»

 IKER BASTERRETEXEA

黄金の道 SOUNDTRACKS|CARAVAN NEW ALBUM

PAPERSKYがミュージシャン・Caravanとともに旅したのは、スペインのバスク地方。旅のナビゲーターとして迎え、バスクのシンプルなライフスタイルを探る旅に出た。2011年3月11日、日本で大きな地震が起こったのは、ちょうどその旅の最中だった。

「その時 スペインのバスクに居た僕は、ニュースを聞き放心した。多くの命が失われ、大切な場所や故郷を失った人達の事を知り、胸の奥の方に今まで感じた事のない痛みを覚えた。町行く人達は、外国人である僕に励ましの言葉をくれた …»

 universal music

齊藤ジョニー・メジャーデビュー

テイラー・スウィフトのアジア・ツアーで、オープニングアクトに抜擢され、今年の夏には、サマソニ、ARABAKIなど大型フェスにも出演した注目のアーティストがいよいよデビュー。齊藤ジョニーは、まだ若干23歳にも関わらず、ルーツミュージックをよく知っている。ロック、ポップスはもちろん、カントリーやブルーグラスまで幅広く昇華していて、ギターテクニックも抜群である …»

 Yuri Shibuya

ブルー・キング・ブラウン「社会の問題に対して音楽の力で立ち向かいたい」

ウルルからアリススプリングスへの旅は、この大地が、人々とどうつながっているかを感じとる時間でもあった。そして、次に向かったのはオーストラリア第二の都市、メルボルン。この国の土や光や風、さらには先住民の大切にしてきたものが、近代都市のなかでどのように人々のハートに息づいているのかを感じとるために。そんなことを考えながら僕らが追ったのは、音楽。アートと同様、ミュージックシーンにはその国の「いま」が色濃く表れる。ミュージシャンたちはいま、なにを考え、どんな表現をしようとしているのか …»

 Yuri Shibuya

ジェス・ハーレン「メルボルンはチャンスと創造性にあふれた街」

ニュージーランドの先住民、マオリの血を引くジェス。小さいころにブリスベンへ移住し、4年前、このメルボルンにギター一本抱えてやってきた。「片道切符でね。真剣に音楽をやりたかったからこの街に来たの。世界中の音楽がいつでも聞ける街だし、創造性を刺激される空気がある。私にとって、チャンスとなる機会も多いし。ここに来るという決心は正しかったわ」 …»

 Yuri Shibuya

グリラ・ステップ「異なる文化がひとつになって、その瞬間のパワーを生むんだ」

かつてアーネムランドである種の自信を得て、ディジュリドゥアーティストの道を歩みはじめたGOMAさん。このとき経験した北部のダーウィンからシドニーまでの旅で、数多くの仲間と出会い、彼らに勇気づけられたそう。ディジュリドゥを抱えて、方々の街での路上演奏。ありとあらゆる民族が同じような路上演奏を繰り広げるのを見て、刺激も受け、ときにはセッションに興ずることも多かった …»

 Papersky No.16

Yae |旅から始まる音楽

歌手・加藤登紀子と、農事組合法人「鴨川自然王国」の創立者・故藤本敏夫という両親の元に育ち、つねに“音楽”と“旅”がそばにあったというYaeさん。そのせいなのか、自分の直感や好奇心に、羨ましいほど自然体で身をまかすことができる人だ。行きたいところに行き、会いたい人に会う、という旅のスタイルは、彼女のライフスタイルそのものでもある。さらに、「旅をする時は、なるべくなにも決めないようにしている」と言う。まるで、みずからの歌がどこまで国境を越えていけるのか見届けるかのような旅だ。海外アーテイス卜とのコラボレーションをはじめ、キューパやサンフランシスコ、タスマニアなど海外の音楽祭へも意欲的に参加するなど、現在も自由に伸び伸びと活動の場を広げている真っ最中である。さまざまな国で得た音楽、匂い、空気がいかに彼女の中で醸造し、やがて透明な歌声へと昇華していくのか、その道筋がとても知りたくなった …»

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