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自転車さんぽ、腕の相棒もいっしょに

町を気ままにチリリーンで満足できてしまう、このお気楽自転車乗りの私の腕にも、アップルウォッチがキラリーン。トレーニングや長距離サイクリングなどと縁が薄い日常でも、それは十分に相棒として輝いている。 ペダル回転数やスピード […]

12/10/2019

町を気ままにチリリーンで満足できてしまう、このお気楽自転車乗りの私の腕にも、アップルウォッチがキラリーン。トレーニングや長距離サイクリングなどと縁が薄い日常でも、それは十分に相棒として輝いている。
ペダル回転数やスピードをその場で把握しながら自転車に乗りたい。そういう人はサイクルコンピューターなどの道具をハンドルに取りつけたりするのだけれど、アップルウォッチに代表されるようなスマートウォッチがその役目を果してくれることもある。それらには自転車やハイキング、ヨガやウォーキングなどフィットネス全般におけるカロリーや心拍数、距離やルートなどを記録する機能が備わっている。手にするきっかけは自転車だったけれど、子育て目線でみても大活躍。子どもの前でチラチラとスマホを広げずとも、メールやメッセージの着信確認や簡単な返答ならウォッチだけでできてしまう。腕をかざしてピッと、子どもを抱っこしたまま飛行機や電車にも乗車でき料金の支払いもできる。ともすれば家事とデスクワークで一日を終えてしまう私に「そろそろスタンドの時間ですよ」「いつもならもっと運動していますよ」と優しいカツを入れてくれる。もちろん当クラブ活動のツール・ド・ニッポン旅でもこれから活躍してくれそうな予感だ。
私たちはツアーのルートを決めるために、各地を試走している。試走の前にはルートをいくつか想定したり、試走の後は実際のルートを細かに調整したりして最終的なコースを定めていく。どんなコースかをチーム内で共有する必要もある。じつは、自転車での所要時間や高低差などを確認できていたルートラボという便利なサービスが2020年3月に終了してしまう。折しも3月にはツール・ド・ニッポンの高知旅が控えている。そんなことも見越して試走時にサイクリング&ハイキングモードを起動させた。地図面には走ったルートが心拍数に応じて緑・オレンジ・赤と段階ごとに表示され、ハイキングコースも同様に記録されていた。
旅は道連れ。ボタンを押して声をかければ返事もしてくれるのだから、アイテムというよりやっぱり相棒なのだ。ツアーでは、どんな活用ができるだろうか……いやはや企む前に、まずキャプテンとしては「よくがんばりました」とウォッチさんに褒めてもらえるよう日常的なサイクリングを増やさなくっちゃ。