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道具は大切に扱う、一生ものにする|Rendezvous with Kyoto Cyclists 3

「材料は一部のパーツをのぞいて、すべて国産。ひとつひとつこの伏見でハンドメイドしているオリジナルのフレームです。日本人の身体に合ったサイズで、町中でも走りやすい自転車があれば、鴨川や近所の山や公園だって、気持ちよく移動で […]

02/15/2017

「材料は一部のパーツをのぞいて、すべて国産。ひとつひとつこの伏見でハンドメイドしているオリジナルのフレームです。日本人の身体に合ったサイズで、町中でも走りやすい自転車があれば、鴨川や近所の山や公園だって、気持ちよく移動できるでしょう。毎日がもっと楽しくなるといいなと思うんです。荷物をたくさん積めるワークバイク、小径車やMTB、ロードなどこれまでつくった自転車は13モデル。それこそお客さんの要望から生まれた自転車も多いんですよ」
京都伏見の自転車ブランド「E.B.S」の小林宏治さんは、フレームビルダーの佐々木隆二さんと、もとはE.B.Sを愛用するお客さんだったという小川孝仁さんの3人で自転車をつくっている。夏には京都市内に直営店も構えた。「市内から30分も走れば伏見です。城下町の情緒もあって、自転車さんぽにはもってこい」試乗車やレンタサイクルの準備も進めているというから、待ち遠しい。
「たとえばLeaf-Longなら、チャイルドシートを前後どちらにも装着・着脱が可能です。いずれは大人が快適なスポーツ車として楽しめ、さらに子どもが乗るようになったり。そんなふうに愛着をもって長く使ってもらえる自転車をつくり続けたいですね」
一般的な自転車に比べ荷台の大きさと位置の低さが特徴のWORKも、E.B.Sのアイコン的1台だ。荷台にテーブルを置けば、出かけた先でピクニックができ、荷台に乗せた箱に食材を詰めて運べば、移動カフェに変化する。道具らしく、使い方次第で毎日に彩りを添える。
Velo Stand Kyoto directed by E.B.S
velostandkyoto.jp
» PAPERSKY #52 KYOTO | BICYCLE Issue