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Tevaと歩きだそう、日常のアウトドアへ

リオのビーチを歩けば、カリオカたちのライフスタイルが見えてくる。目の前のビーチをうまく活用し、生活に潤いを注入する彼らの流儀。人生も旅ももっとおもしろくできる。そのヒントがこのビーチには隠れているようだ。 休日だけでなく […]

05/18/2016

リオのビーチを歩けば、カリオカたちのライフスタイルが見えてくる。目の前のビーチをうまく活用し、生活に潤いを注入する彼らの流儀。人生も旅ももっとおもしろくできる。そのヒントがこのビーチには隠れているようだ。
休日だけでなく、平日でも住民たちでいっぱいになるリオの華やかなビーチ。白く細かい砂を踏みしめていると、数々の逸話が自然と思い起こされる。例えば、トム・ジョビンとヴィニシウス・ヂ・モライスはイパネマビーチの並びにあったバーで、実在の女性のエロイーザに着想を得て、歴史に残る名曲『イパネマの娘』を完成させた。ホベルト・メネスカルは海での釣りとヨットをこよなく愛し、波や潮騒をテーマに数々の曲をつくり続けている。
まわりを見渡せば、カリオカたちが人生をどう楽しんでいるのかがよく理解できる。もちろんサーフィンやスイミングを楽しむシーンは見られるが、浜の上でまったりというのが彼らの基本型。ただひたすら恋人や仲間たちと語らったり、手持ちのランチを楽しんだり、本を読んだり。海水浴場というより、まるでキャンプ場といったほうがしっくりくるようなたたずまいなのだ。近くに住む家族連れの女性、マヌエラは連日のようにここ、イパネマで昼の時間を楽しんでいるという。
「リオほど、都市の機能と海や山の自然が調和した場所はなかなかないと思う。カリオカは少しの時間も楽しむことを忘れない。だから暇さえあれば、イパネマやコパカバーナのビーチに出ることが多い。私は家や店のなかでランチを食べるより、太陽を浴びながらビーチで食事するほうが好き。これだけ砂が広がっているんだから、できるだけ使わないともったいないでしょう」
こういう風景を見ていると、東京での生活がちょっとプアに思えてきてしまう。毎日、あくせく働きながら平日を犠牲にし、そのうっぷんを晴らすように、休日には混雑した観光地へ出かけるというスタイル。それはそれで仕方ない部分はあるが、少しの思いつき、少しの行動力で日本でも、都市生活はもっと豊かにできると感じる。たとえば、東京の街なかにだって緑の多いスポットはたくさんあるだろう。ほんの少しの時間さえあれば、最小限の装備でこうしたスポットを活用することだってできる。そう、キーワードは「Urban Outdoor」だ。毎日の生活にアウトドアでの癒しを注入し、平日でも遊び心と自然を楽しむマインドを忘れない。短い時間のランチだって、午後のリラックスタイムだって、太陽の下で過ごせば気分がいい。リオのビーチを歩きながら、そんな当たり前のことが頭に浮かんだ。
1984年、世界で初めてスポーツサンダルを世に送り出したTEVAは、ここリオでも多くのカリオカたちに愛されている。水着でも普通に飲食店に出入りし、余計なものを持ち歩いてトラブルに遭わないようにと、驚くほど誰もが軽装だ。ちょっと見渡せばわかるように、基本的には、水着とサンダルと少々のアクセサリーがカリオカたちのユニフォーム。これだけで十分、ファッショナブルなルックスを完成させてしまうのだ。そんな彼らにとって、サンダルのデザインはとても重要。足もとだけに注目していると、じつにセンスのいいサンダル選びをしているかがよくわかる。ここでは、砂浜だけでなく、タイルやコンクリート、階段やぬかるみでも軽快に歩けるサンダルが絶対に不可欠。クッショニングやグリップ、もちろんモダンなデザイン性も備えたTEVAは、まるでスニーカーのように万能のシューズとして広く利用されていた。
リオに滞在して日が経つにつれ、この街の人々がもつスピリットが、体と頭に染み込んでくる。自由を愛し、すべてをポジティブに受け止め、少しの時間でも楽しむことを諦めない。そんな彼らから日本人が学ぶことは少なくないだろう。自分のスタンス次第で、日常のなかにも驚きや発見と遭遇するチャンスは増え、人生は豊かになっていく。それを実現する秘訣は、やっぱり外へ出ること。深い森がなくても、広大な海がなくても、日々の生活に自然の潤いをもたらすことはできるのだ。リオのビーチにいながら芽生えた、ちょっとした思いつき。帰国したら、日本での生活がもっと楽しくなるような気がした。
 
» PAPERSKY #50 Rio de Janeiro | Bossa Nova Issue
【Teva DIY Campaign 世界でたったひとつのTevaをつくろう!】
誕生当初より「自由を愛し、人生を豊かにする」というブランドビジョンを掲げてきたTeva。そんなTevaがスポーツサンダルを自分の好きなようにカスタマイズできる、Teva DIY(Do-It-Yourself)キャンペーンが開催されています。Teva DIY特設ページでは、国内外のファッショニスタ達によるTeva DIYの紹介や、世界中の#Teva DIY作品を紹介。店頭では、実際にTeva DIYを体験できるイベントを都内数店舗で開催します。キャンペーンに関する詳細は公式サイトをご覧ください。
5月28日(土)・29日(日) オッシュマンズ新宿店 開催時間:11:15-18:15(最終受付)
予約受付:5/29(日)まで  住所:東京都新宿区新宿3-37-1 Flags 5F/6F TEL:03-3353-0584 営業時間:11:00-22:00
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