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住み慣れた町を、違う角度で見つめることの難しさ

自分が暮らす町を改めて見つめなおしてみて、いざ、グッとくるサイクリングコースを考える。これがツール・ド・ニッポンin東京において、我がBICYCLE CLUBに課せられたもの。毎日のように自転車で走るいつもの道、ちょっと […]

08/28/2013

自分が暮らす町を改めて見つめなおしてみて、いざ、グッとくるサイクリングコースを考える。これがツール・ド・ニッポンin東京において、我がBICYCLE CLUBに課せられたもの。毎日のように自転車で走るいつもの道、ちょっと寄り道する場所、お気に入りの町や人や食。大きくて欲張りな都市トウキョウには、溢れるほどの魅力があって、あぁ選べない……というわけで、いつものツール・ド・ニッポンの旅づくりとはワケが違ったのでした。そんな窮地を救ったのは、東京の町を知り尽くす“メッセンジャー”の存在でした。
土曜日の東京を案内してくれたのは、横浜のメッセンジャー会社クリオシティに所属する東京担当のノリちゃん。彼女の助太刀があれば、むしろ楽しみ100倍。平日にはメッセンジャーたちが何度も行き来し、休憩スポットでもある憩いの場・日比谷公園の日比谷公会堂横に参加者がカメラを持って集合し、FREITAGを装着した特別仕様のBRUNO&b_antに乗って出発。皇居や、スイス・チューリヒ発のバッグブランドFREITAGへ立ち寄り、オブジェのようなスカイツリーを眺めながら、東京の下町情緒を感じる佃の町や、浜離宮をめぐりSHIBAURA HOUSEへ。“カメラをもって走ろう”というテーマで走ったこの日、参加者が写真に納めた風景をPhotobackの協力により一冊の写真集にまとめ、記憶を記録して旅をしめくくりました。
その日の夕刻、日の出桟橋の船乗り場に集まった参加者たち。自転車で走るもう一つのお楽しみが、船で隅田川を、自転車で夜の街をクルージングするというものだった。約40分の船旅中、ガイド役としてお迎えした映像クリエイター・北山大介さんにとって懐かしい味、下町の美味しいいなり寿司を食べながら、いくつもの橋をくぐり抜けて浅草へ。こちらもツール・ド・ニッポンの旅に欠かせないknogと東京の街の灯りを頼りに、ここから自転車で一気に、下町からオフィス街、東京タワーのふもとを流れるように走り抜けた。寄り道した銭湯からは、就寝前のBGMに心地いいライブと朗読。SHIBAURA HOUSEに設置したテントで就寝し、猿田彦珈琲の出張モーニングで目覚める、この上なく幸せなRide & Campで、日曜を迎えたのでした。
選ぶ道、口にするもの・目にするもの、立ち寄る場所や出会う人……一つひとつにノリちゃんらしい、メッセンジャーらしいこだわりや理由があった。いつもよりずっと気持ちよく、流れるように走ることができた夜のコースも、私が最も信頼する東京のメッセンジャー会社courier(クーリエ)の陰の協力が欠かせなかった。ガイド役のサポーターを担ってくれたパッション(クリオシティ)&クリオネ(クーリエ)&t2y(クーリエ)に感謝。日々、街を、五感を研ぎ澄ませて走るメッセンジャー。町で彼らを見かけたら、ぜひ街の魅力を問うてみてほしい。
ツール・ド・ニッポン in 東京の映像はこちらよりお楽しみください!
カメラを持って走ろう!で納めた写真は以下で、チームごとにまとめたものを覗き見してみてください
●チーム1(https://www.photoback.jp/f/3730661306011621440/646FD427/
●チーム2(https://www.photoback.jp/f/3730671306011553120/1799EA5D/
●チーム3(https://www.photoback.jp/f/3730691306011601130/A69502F7/
●チーム4(https://www.photoback.jp/f/3730701306011620210/6727F8E9/