自転車で走る、南アフリカ/ケープタウン
2011年12月初旬、南アフリカ/ケープタウンへ、自転車を携えて出かけることになった。南半球にある、かの国の季節は春。海に囲まれたケープタウンに暮らす人たちは、今か今かと夏を待ちわびていて、気の早い人はもう半袖と半ズボン姿だ。
これまで“自転車で走るヨーロッパ(や、アメリカ)”はいくつも経験してきたが、南アフリカ=自転車が、どうもピンとこなかった。が、行けば納得! 海と山に囲まれ、豊かな自然がすぐそばにあるケープタウンでは、サイクリングで余暇を楽しむ日常はあたりまえ。週末には、たくさんのサイクリストとすれ違い、道のこちらとあちらで軽い会釈と「やぁ(Hi)」の、お決まりの挨拶を気持ちよく交わすことができた …»
PETEUKOPI
Peteukopi ペテウコピ
[川の合流点、落合、二股。Pet-e-u-ko-hopi-i 川が・そこで・互・に・捨て去る・所]
—知里真志保著 「地名アイヌ語小辞典より」—
日本の先住民族であるアイヌの人たちには、各家庭で大事にし定期的に祈りを捧げている場所、心のよりどころとなっている場所がある。その場所のことをアイヌ語でチノミシリ(Chinomishir)という …»
Detour わざわざ訪れたい寄り道旅
北欧の国々は、すぐれた名作チェアやプロダクトをはじめ、著名な建築家やデザイナーを数多く排出している。デンマーク、スウェーデン、フィンランド、そしてノルウェー。北欧=“デザインの国々”というイメージはたしかに強く、“スカンジナビアンデザイン”として日本での関心も非常に高い。さて、ノルウェーといえば? 初めてこの国を訪れたルーカス一行を含め、読者の多くが思い描くのはきっと、フィヨルド、サーモン、北海油田にムンク……。ところが、この旅を通じてもっとも強く印象に残ったのが、すぐれたデザインの国である、ということだった …»
FROM OCEAN TO MOUNTAIN | HELLY HANSEN
オスロ市内から、地下鉄で約30分。車窓の景色は、緑豊かな自然風景へと様変わりする。オスロ郊外のSognsvann駅で下車すると、ペットと散歩を楽しむ老夫婦やベビーカーに子どもを乗せてランニングをする家族連れもちらほら。ここはオスロの人々が気ままに訪れる “山の散歩道”だ …»
立山黒部アルペンルート
エクストリームスキーヤーの松尾憲二郎が撮影した、立山黒部アルペンルート。豪雪地域にあるため、12月初日より4月初めまで閉鎖される。新雪を楽しむ初滑りのチャンスは、11月末までとなっている。昨シーズンは、11月終わりに新雪を求め立山へ。
約半年、雪から離れた体を目覚ます旅に出る。立山黒部アルペンルートで標高2400mの世界にワープ。なまった体には辛いが5日間分の食料とテント、そしてスキーを背負い、新たなシーズンの幕を開ける。
» スライドショー(slideshow photo x9) …»
「地球大使館」へようこそ
富士山の麓にある「地球大使館」。11年前に、アメリカ人ジェイコブ・ライナーさん(40)のアイデアで山梨県鳴沢村に誕生した国際色豊かな施設だ。3500坪の広大な敷地に有機栽培の農場、ゲストハウス、カフェなどが併設されている。もともとアメリカのコーネル大学で天然資源学を専攻したライナーさん。環境問題、エコビジネスに興味があり、たまたま富士山を訪れた際、放置されていたレストランの建物(施設内のカフェに改修)に一目惚れしたのがこの地にとどまるきっかけとなった …»
記憶を呼び覚ます世界|広川泰士
ここに写るものは、ただの岩ではない。このモロクロのフィルムに写されたものは、大きすぎるほどの相手。人の時間を超えた、地球のリズムともいうべき悠久の時間と、われわれのもつ遠い記憶。これは、写真家・広川泰士氏がその後20年以上撮り続けることになる、時間をテーマにした作品「TIME SCAPES」の原点となる写真たちだ。
1987年、写真家・広川泰士氏は、悠久の時の流れに出会った。人間の尺度ではとても測れない壮大な時間。それは、ロサンゼルスから車で3時間ほどの場所、ジョシュア・トゥリーに聳える岩に出会ったときだった …»































