
トーキョー・アイランド 小笠原諸島
小笠原に人が住み始めたのは、記録によれば1830年、わずか180年ほど前のこと。動植物の楽園であったこの島に、最初に定住したのは、アメリカやハワイなどから海を越えてやってきた欧米人たちだった。年代を追って島の歴史を見てみよう。
1593年 小笠原貞頼が小笠原諸島を発見したと伝えられる
1830年 アメリカ・イギリス・デンマーク・サンドイッチ諸島(ハワイ)から欧米人たちが父島に上陸・定住する
1861年 幕府が威臨丸を派遣し、居住者に小笠原が日本領土であると伝える。また、八丈島から移民38名が到着する …»

角館のイタヤ細工職人を訪ねる
その面積の7割が森林という豊かな自然に恵まれている秋田県。土地ならではの素材を利用した民芸品や食生活に古くからの文化が色濃く残っている。編集長ルーカスはそんな自然の実り豊かな秋田に惹かれ、本誌でも2回訪れている。中でも角館は伝統工芸の職人が多く、その工房を訪ねてみるのも秋田を感じる旅の方法のひとつといえる。上の写真は、イタヤ細工の工芸士である菅原清澄さんの工房を訪ねたときのもの。イタヤ細工とは、イタヤカエデの若木の幹を帯状に裂いて編み上げるもの。行李や箕など、カゴといった農作業に欠かせない道具と …»

Island+Cycling 島を自転車で探検しよう
竹富島の周囲は約9km。旅の目的は「島の地図を作ること」。必要なものは、ノートとペン、そしてレンタサイクル。そう、ゆっくり気ままに一日かけて、自転車で一周するのにちょうどいい大きさなのだ。沖縄県八重山諸島、石垣島から高速船でわずか10分で到着する竹富島。船から降りた瞬間に、この島独特の風景は瞬く間に旅人を魅了する。赤瓦葺きの屋根の民家とサンゴで作られた石垣、“The Okinawa”という風景が、右を向いても左を向いても続いている。この竹富島の美しい景観は、たまたま残ったものではない。1986年、古琉球の様式を …»

ハナレグミと八重山民謡の意外な共通点
沖縄に惹かれ、もう何度目かわからないほど訪ねているという、ハナレグミの永積タカシさん。Paperskyは永積さんと一緒に石垣島を歩いた(no.21)。島の伝統工芸や音楽に携わる人々に会い、小さなジャズバーでのライヴもおこなった。そんな中で訪れた八重山古典民謡の研究所からの帰り、彼はこうつぶやいた。「俺がやりたいなって思ってたことが、古典民謡の中にあることに気づいた。なんかね、自分のスタイルとして、あんまりコードを弾かなくてもいいんじゃないかって最近思ってて。歌ってるその呼吸とか、ことばとメロディのフィー …»

田畑智子さんのお気に入り、麩饅頭
Papersky 京都特集(no.23)の表紙には、旅のパートナー田畑智子さんが着物姿で美しく佇む姿がある。その背景には、紺地に白い鳥の絵が鮮やかな「祇園鳥居本」の暖簾が見える。この写真は、田畑さんのご実家である料理屋「祇園鳥居本」の前で撮影したもの。ご実家のお母さんと並んで写る、ちょっと照れながらもにっこりとほほえむひとコマも。そんな彼女がおすすめする京都の和菓子は、麩嘉の「麩饅頭」。ツルっとした舌触りに、もっちりとした歯ごたえ。磯の香りが口いっぱいに広がり、餡の甘みと絶妙にからむ。伝統的な蓬麩や栗 …»

屋久島縄文杉の姉妹木がニュージーランドに
深い森に覆われた屋久島は、編集長ルーカスも幾度か訪れたことのあるお気に入りの場所。太古の森の奥深くには、推定樹齢2600〜7200年といわれる「縄文杉」があり、途方もない時間を見つめ続けている。この縄文杉を彷彿とさせる巨樹と、ニュージーランドの取材中に出合うことができた。ニュージーランド北島・ワイポウアの森(Waipoua forest)には、かつて島の全域を覆っていたという美しい原生林が残っている。「森の主」と呼ばれるカウリの巨樹「タネ・マフタ」は、その森の入り口 に圧倒的な存在感でたたずんでいる。推定樹齢は …»































