
Photo: Naoki Ishikawa / The Void
マオリがつなぐ森と海・石川直樹『THE VOID』
ニュージーランドの原生林を収めた『THE VOID』は、世界を旅する写真家・石川直樹が、「写真家として生きていくことを決めた出発点になった」と語る最初の作品集。先住民マオリの聖地として受け継がれる場所であり、マオリの古老に話を聞いているうちに、カヌーの材料となったカウリの木を実際に見てみたくなって、というのがこの森を入ったきっかけだという。「人間の手が加えられていない大自然というのは世界中にいくつもある。でも、この森はマオリたちが密接に関わりながら暮らし,なおかつ自然が残っているんです。海からやってきたマオリが森へ入って …»

Papersky no.28
屋久島縄文杉の姉妹木がニュージーランドに
深い森に覆われた屋久島は、編集長ルーカスも幾度か訪れたことのあるお気に入りの場所。太古の森の奥深くには、推定樹齢2600〜7200年といわれる「縄文杉」があり、途方もない時間を見つめ続けている。この縄文杉を彷彿とさせる巨樹と、ニュージーランドの取材中に出合うことができた。ニュージーランド北島・ワイポウアの森(Waipoua forest)には、かつて島の全域を覆っていたという美しい原生林が残っている。「森の主」と呼ばれるカウリの巨樹「タネ・マフタ」は、その森の入り口 に圧倒的な存在感でたたずんでいる。推定樹齢は …»




























