ハナレグミ|旅に出て、内なる自分を手に入れる
2006年は、永積タカシにとって変化の年だった。クラムボン・原田郁子とポラリス・オオヤユウスケとのコーラスユニット「ohana」の結成や、活動を休止していた自身のバンド「SUPER BUTTER DOG」の復活など。2006年が始まるときから、今年は新しいなにかを見つける時間にしようと思っていた、と彼は言う。そのためには、東京を離れて旅が必要だということはわかっていた。だからいつもよりもスケジュールは空けぎみにして、思い立ったらいつでも出かけられるようにしていたのだという。どうして旅が好きなのだろう。どうして、旅が必要なのだろう …»
撮影の舞台となった沖縄にて、石川直樹写真展開催中
写真家・石川直樹の写真展『ARCHIPELAGO』が、5月9日(日)まで沖縄県立博物館・美術館>で開催されている。沖縄は 2009年11月に発売された同名の写真集の撮影地のひとつでもあり、本展では南はトカラ列島から奄美、沖縄、宮古、八重山、台湾、北は北海道やその周辺の離島からサハリン、クィーンシャーロット諸島に至る日本の南北に点在する島々で撮影したおよそ10年間の写真を展示する …»
レインボーブルー|OKINAWA|EDITOR’S NOTE -21
僕たちの乗る飛行機が、石垣空港の短い滑走路に例のごとく緊急ブレーキでの着陸を試みようと急降下する直前、乗客はみなことばもなく、ただじっとそこに座っていた。世界でいちばん美しいといわれる海岸を見ようと、窓側の席の人たちは誰もが窓ガラスに顔を押し当てた。八重山諸島を取り囲む海は、無数のブルーの色合いで一面きらきらと輝いている。それは、七色の虹さえ味気ないものに思わせるほど色彩豊かな海だ …»
Island+Cycling 島を自転車で探検しよう
竹富島の周囲は約9km。旅の目的は「島の地図を作ること」。必要なものは、ノートとペン、そしてレンタサイクル。そう、ゆっくり気ままに一日かけて、自転車で一周するのにちょうどいい大きさなのだ。沖縄県八重山諸島、石垣島から高速船でわずか10分で到着する竹富島。船から降りた瞬間に、この島独特の風景は瞬く間に旅人を魅了する。赤瓦葺きの屋根の民家とサンゴで作られた石垣、“The Okinawa”という風景が、右を向いても左を向いても続いている。この竹富島の美しい景観は、たまたま残ったものではない。1986年、古琉球の様式を …»
ハナレグミと八重山民謡の意外な共通点
沖縄に惹かれ、もう何度目かわからないほど訪ねているという、ハナレグミの永積タカシさん。Paperskyは永積さんと一緒に石垣島を歩いた(no.21)。島の伝統工芸や音楽に携わる人々に会い、小さなジャズバーでのライヴもおこなった。そんな中で訪れた八重山古典民謡の研究所からの帰り、彼はこうつぶやいた。「俺がやりたいなって思ってたことが、古典民謡の中にあることに気づいた。なんかね、自分のスタイルとして、あんまりコードを弾かなくてもいいんじゃないかって最近思ってて。歌ってるその呼吸とか、ことばとメロディのフィー …»


























