Yohei Naruse

山を描く、山で描く―マウンテンクラブ・イベント開催!

「山で絵を描きませんか?」。前回のスノーシューイベントに続くマウンテンクラブ・イベント第2弾は、スケッチブックを持って山に行きます。場所は北アルプス、燕岳。花崗岩の奇岩が林立する独特の景観を持った燕岳を、山岳風景画家・吉田博は「画家が好む山」と言い、山の版画家・畦地梅太郎も好んで描きました。山小屋の中には畦地版画が小さなギャラリーのように飾られていて、稜線には彼の手による石彫りの山男がポツンと置かれています。さらの熊谷榧など今でも多くの画家に愛される燕岳は、日本で一番アートとゆかりの深い山と言えるでしょう。
そんな燕岳に登り、画家が愛した燕山荘(創設はなんと大正10年! 吉田博が北アルプスに通った時期と重なります)に泊まり、思い思いに絵を描いてたのしむのがこのイベントです …»

 Yohei Naruse

山のご飯にひと味添えて

テント泊縦走に出かけるときに頭を悩ますのが食料計画。悩みの種は食事の充実度と重量とのバランスだ。軽量化を図る上で大きな助けになるのがフリーズドライ食品。びっくりするほどおいしい商品が近所のスーパーで簡単に手に入る。しかし縦走が長期になるほど、フリーズドライだけでは味気なさを感じてくるもの。「ああ、野菜が食べたい・・・」と思ってみても、重くて腐る野菜は、長期になればなるほど持って行きにくい。
そんなテント泊縦走にいつも持って行くのが、軽量&コンパクトな日本古来の乾燥食材、切り干し大根 …»

 Photo: Yohei Naruse

「生む場所」としての山

なぜ山に登るのか――? 
人っ子一人いない山の中、ガスに巻かれながら苦しい急登を登っていると、率直にそう思うことがある。こんなに苦しい思いをしながら、なんで山を歩いているのだろう、と。「そこに山があるから(Because, it is there.)」と答えたジョージ・マロリーの言葉は有名だが、自分自身はどうなのか。「なぜ山に登るのか?」これだと目的が「登頂」に絞られている感じがするので、もう少し広義にとらえる。「なぜ山に行くのか?」 …»

 Yohei Naruse

ボルダリング

岐阜県の山の中に引っ越してから早くも半年が過ぎようとしています。木々の芽吹きが始まったかと思うと、あっという間に葉が生い茂り、日に日に緑が濃くなっています。岐阜に住みだして、時間ができるごとにせっせと通っているのが、家の近くにあるボルダリングエリアです。岐阜県恵那市の北西に位置する笠置山には、昨年公開されたボルダリングエリアがあり、規模、質ともに国内最大級のエリアになっています。世界的クライマーの小山田大さん …»

 Yohei Naruse

島の山旅のススメ

5月になったら行きたいと思いつつ、毎年、行くことのできない山がある。それは新潟県沖の佐渡島に連なる大佐渡山脈である。佐渡島は「スプリング・エフェメラルの島」と呼ばれる。「スプリング・エフェメラル」とは、春のごくわずかな期間に咲き誇る、はかない小さな花々のこと。カタクリ、シラネアオイ、キクザキイチゲなど、4月から5月にかけての佐渡島は海岸から標高1000m前後の山のてっぺんまで、島全体が花々に覆われるのだという。また5月下旬から6月上旬には海岸にカンゾウの黄色い花が一面に咲き乱れる。厳しい冬に降り積もった雪が春の陽射しを受けて融けて大量の雪融け水がたくさんの花々を育むのだ …»

 Yohei Naruse

『春夏秋冬 島の山旅』

『PAPER SKY』最新号の山クラブのページで「島の山旅のススメ」という記事を書いていますが、まさに島の山旅に便利なガイドブックを見つけました。書名はズバリ『春夏秋冬 島の山旅』(敷島悦朗著/東京新聞)。小笠原、佐渡島、屋久島、伊豆大島からニューカレドニアや韓国の済州島まで合計32の島の山が紹介されています。島までのアプローチからルート紹介、コースタイム、必要日数、島にまつわる豆知識などが多くの写真と共に紹介さ …»

 Yohei Naruse

LEDランタンで夜をたのしむ

以前から気になっていたのが、ブラックダイヤモンド社のLEDランタン「オービット」(¥3465)。どれくらいの明るさがあるのか、ヘッドライトの他にLEDランタンを携行するメリットがあるのかどうかが疑問でしたが、知人の「オービット」を使ってみて、明るさは十分、一人で山に行く時も携行しやすいサイズだったので購入し、早速先日山でも使ってみました。まず、一人用テントの中で使ってみると想像以上に明るい …»

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