舞妓さんのいるビアガーデン
北野天満宮の東に位置する上七軒は、京都でもっとも古い花街。室町時代、北野天満宮の再建時に残った木材を利用して7軒の茶店ができたのがはじまりといわれている。上七軒通にある和菓子の老舗「老松」の取材(Papersky no.23 )で訪れたペーパースカイ取材班は、近くに「舞妓さんに会えるビアガーデン」があることを知った。店のすぐ裏に芸者さんになるための学校があり、その庭園で毎年夏になるとビアガーデンが開かれているというのだ。場所は上七軒歌舞練場。7月〜9月はじめまでの期間限定だが、浴衣姿の芸妓さんや舞妓さん、それにプロになる前の半玉(はんぎょく)と呼ばれる生徒さんたちが交代で出ている …»
光を写す唐紙の技|京都・かみ添
入り口から差し込む光が部屋の奥に届き、雲母によって摺られた唐紙に水玉文様を浮かび上がらせている。襖によって受け止められたやわらかな光は、日の傾きとともに時の流れを室内に映し込む。京都の西陣にある唐紙工房・かみ添は、唐紙職人の嘉戸浩が2年前に開いた店。唐紙とは和紙に絵柄を摺ったものであり、江戸時代より襖紙として広く使われていた。
「昔の人は電気のない時代、自然と入ってくる光の加減で、時間を感じていたんだろうと思うんです。朝の光、夕方の光、お月さんの出た夜の光。ふすまの表情がふんわり浮かんでくるような、そうした微妙な光の加減の中で話をしたり、お茶を飲んだりしてはったんやろうなぁと」
嘉戸はアメリカで デザインを学び、グラフィックデザイナーとしての仕事を経験した。「唐紙に興味を持ったのは、アメリカにいたときのことです …»
外への旅から、内なる旅ヘ|高木正勝 / 映像作家・音楽家
京都出身の世界的なアーテイスト、高木正勝さん。音楽と映像というふたつの世界において、世界中で賞賛を浴びる若手クリエーターだ。コンピュータを道具として扱い創作される彼の作品からは、深い優しさと恐さ、温かな喜びと冷たい悲しみといった二面性を併せ持ちながら、人間が感じることのできる最大限の美を感じる。それは人間のニ面性をすべて包みこむ、近くて遠い世界。そしてその世界は、見知らぬものへの恐怖と、見知らぬものへの期待に満たされている。そんな彼の世界と旅をするという行為は、とてもよく似ている。旅とは見知らぬ地ヘ降り立った恐怖と見知らぬ人と出会う喜びの連続。彼の作品と旅との共通点は、多くのことを伝え、教えてくれる …»
その仕事 そのアイデア 交換講座・ルーカス B.B「旅行から育児まで 日常を翻訳しなおすこと」
2月26日(土)〜27日(日)に開催される「C.I.Y. その仕事 そのアイデア 交換講座」において、ニーハイメディア代表ルーカス・B.Bが講座を開きます。テーマは「旅行から育児まで 日常を翻訳しなおすこと」。『PAPERSKY』や『mammoth』などクリエイティブな発想の源となるアイデアについてお話しします。「C.I.Y. その仕事 そのアイデア 交換講座」は、都市計画や建築、旅行や食、社会問題や育児、広告マーケティングなど、分野領域を超えたクリエイティビティにかかわり、かつ、それらを伝えるための斬新な情報発信につとめる6人のゲストを迎えた、仕事とアイデアの交換を目的とした講座です …»
京都一保堂茶舗が東京に初めての路面店
京都に本店を構え、創業は享保年間(1717年)という老舗日本茶専門店「京都一保堂茶舗」が、東京で初めての路面店を東京丸の内仲通りに出店します。オープンは2010年12月12日(日)。「時代の移り変わりのなかで、変えるべきものと守るべきものが何なのかを追求しながら、一保堂らしい商売を東京丸の内店でも実現していきたい」と、喫茶室やお茶の楽しみ方を …»
和菓子で紙飛行機 京都・甘春堂
江戸後期から菓子業を営み、お寺に納めるお供物の干菓子や麩焼き煎餅を中心に作っていたという、京都「甘春堂」。その伝統的な技を現代に活かした色とりどりの和菓子は、季節を映すおもてなしの菓子として京都の人々に親しまれてきた。取材班が訪れたときに作ってもらったのは、ペーパースカイのロゴマークである紙飛行機のオリジナル菓子(no.23)。薄さといいシャープな折り目といい、本物の紙で作られたかのような精巧さであり、テーマカラーのスカイブルーも鮮やかに再現された。堅めの紙で折った飛行機を2枚重ねて型として、その間にもち米を使った寒梅粉と砂糖を練った生地を挟んで作ったものだ。
東店の1階奥には、和菓子の木型がずらりと並んでいて、目の前で和菓子作りの実演を見ることができる。2階の「茶房 撓(しほり)」では、和菓子を作る体験教室も開かれている …»
旅にも自転車にも 足袋がいい
春は、自転車がいつもより気持ちよく感じられる季節です。走ることに集中しているぶん、空や風の、街や花の、毎日のちょっとした小さな変化を“五感”が敏感に捉えているような気がします。
そんな私の足元では、大地とペダルを感じるのに「足袋」が活躍しています。メイド・イン・ジャパン、職人さんの手でつくりだされる地下足袋。京都発のブランドSOU・SOU(ソウソウ)のもので、いまのライフスタイルに、自転車ライフに欠かせないアイテムです。テキスタイルに光る日本らしいポップさ …»




























