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		<title>ワイルドマウンテンにずっと住みたい</title>
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		<pubDate>Thu, 10 Jun 2010 22:45:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator>江口宏志</dc:creator>
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		<category><![CDATA[今読んでいる本]]></category>

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		<description><![CDATA[次に住むならワイルドマウンテン町に住みたい、という人は多いはずだ。もちろん僕もそのひとり。ん、なんのこと？って人に念のためワイルドマウンテンのことを説明すると、ある日、中野区に巨大隕石が落下して大きな岩山ができる。この地はワイルドマウンテン町と名づけられ、元・地球防衛軍隊長、菅菅彦（スガスガヒコ）が町長として赴任する。最初は菅彦ひとりだった住人も、淵野辺さん、その孫であり、町でたったひとりの子どもの銀造、そして岩山に張りついた、テレパシーで会話する巨大岩、ハガレゴッドとその仲間たちと、菅彦の努力のかいもあって住人は増えてきて徐々に発展していく。あっちこっちで恋も生まれる。一見、平和に見えるワイルドマウンテン町と菅菅彦だが、じつは彼が地球防衛軍時代に地球に衝突しようとする隕石を撃ち損なったことで生まれた場所であるという秘密を抱えている。とぼけた展開から、まさかのシリアスなロボット対人間の香港での格闘編を経て、メディアからの攻撃という現実世界との軋轢。ワイルドマウンテンの未来はいかに…。というのがおおまかなストーリー。
でも、完結したこの漫画の楽しみ方はむしろストーリーとは別に繰り広げられる（ように見える）小ネタの数々。ジャズのことをまったく知らない菅彦が知ったかぶりするくだりや、音楽好きには毎回のタイトルにもニヤリとさせられる。住んでいる場所でも旅先でも、自分と世界を親密なものにするのは、ちょっとしたつながり。ずっと続いてほしかった居心地のいい町の話だ。
ワイルドマウンテン（ １～８）
本秀康　著
小学館
￥630～700（各巻）
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			<content:encoded><![CDATA[<p>次に住むならワイルドマウンテン町に住みたい、という人は多いはずだ。もちろん僕もそのひとり。ん、なんのこと？って人に念のためワイルドマウンテンのことを説明すると、ある日、中野区に巨大隕石が落下して大きな岩山ができる。この地はワイルドマウンテン町と名づけられ、元・地球防衛軍隊長、菅菅彦（スガスガヒコ）が町長として赴任する。最初は菅彦ひとりだった住人も、淵野辺さん、その孫であり、町でたったひとりの子どもの銀造、そして岩山に張りついた、テレパシーで会話する巨大岩<span id="more-3452"></span>、ハガレゴッドとその仲間たちと、菅彦の努力のかいもあって住人は増えてきて徐々に発展していく。あっちこっちで恋も生まれる。一見、平和に見えるワイルドマウンテン町と菅菅彦だが、じつは彼が地球防衛軍時代に地球に衝突しようとする隕石を撃ち損なったことで生まれた場所であるという秘密を抱えている。とぼけた展開から、まさかのシリアスなロボット対人間の香港での格闘編を経て、メディアからの攻撃という現実世界との軋轢。ワイルドマウンテンの未来はいかに…。というのがおおまかなストーリー。<br />
でも、完結したこの漫画の楽しみ方はむしろストーリーとは別に繰り広げられる（ように見える）小ネタの数々。ジャズのことをまったく知らない菅彦が知ったかぶりするくだりや、音楽好きには毎回のタイトルにもニヤリとさせられる。住んでいる場所でも旅先でも、自分と世界を親密なものにするのは、ちょっとしたつながり。ずっと続いてほしかった居心地のいい町の話だ。</p>
<p><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4091883621?tag=kneehighmedia-22&#038;camp=1027&#038;creative=7407&#038;linkCode=as4&#038;creativeASIN=4091883621&#038;adid=0XT6WZBN8TPTQ952YMZ6&#038;">ワイルドマウンテン</a>（ １～８）<br />
本秀康　著<br />
小学館<br />
￥630～700（各巻）</p>
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		<title>リアムとハイライン。</title>
		<link>http://www.papersky.jp/2010/02/22/%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%83%a0%e3%81%a8%e3%83%8f%e3%82%a4%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%80%82/</link>
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		<pubDate>Mon, 22 Feb 2010 08:08:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator>江口宏志</dc:creator>
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		<description><![CDATA[ニューヨーク、マンハッタンの西側、ミート・パッキング・ディストリクトに2009年6月にできた空中庭園、The High Line。今回の目的地はピンポイントでここ。ハイラインは1930年に着工、33年に完成した、NYを縦断する貨物列車のための高架鉄道。役割を終え1980年に運行が廃止された後は解体される予定がそのまま放置されていた。そこにはいつの間にか手付かずの自然が生まれ、それを整備し生まれた緑溢れるハイライン・パークはNYの新しい観光名所になりつつある。 
「ふしぎなガーデン（原題はThe Curious Garden）」の作者、ピーター・ブラウンはアメリカのニュージャージー出身のイラストレーター/作家。子どもの頃から動物の絵を描くのが大好きだったという。
最初のページは1980年代のNY の様子。霧や煙に霞み緑も見えない暗い雰囲気。その当時の状況を反映して治安も悪いのか、人の姿も見えない。
この街に「リアム」という名の男の子がいた。外で遊ぶのが大好きな彼がある日、古い鉄道の下を歩いていると、線路へ上がる階段を見つける。もちろん彼は上がってみる。そこには、朽ちた線路、そしてあたりには枯れそうな植物を発見する。この日からリアムは植物たちの世話をはじめる。手をかけるほどに草や木は育ち、ついには自分たちが“庭”になったと思い自ら“探検”を始める。線路だからどんどん進んでいくことができる。こうしてページいっぱいに緑と青空が広がっていく。冬を越すと、庭は線路の上だけでは我慢できなくなり、街に出る。街のみんなが、次々と植物を育て始め、ついには街中に緑が・・・というストーリーだ。
このストーリー、ハイラインパーク成立の話がモチーフになっている。人が入らなくなったハイ・ラインの線路や敷石に好き放題に生える草木を市民たちが自主的に手入れをするようになった。それがついにはニューヨーク市が公式にそこを公園として再利用しようと決めたというのが顛末。 
都市における自然と人との共生という現代的なテーマを、一人の思いという最も身近なものから考えさせてくれるファンタジーだ。 
The High Line
http://www.thehighline.org/ 
The Peter Brown Studio
http://www.peterbrownstudio.com/ 
ふしぎなガーデン—知りたがりやの少年と庭
ピーター・ブラウン作　千葉茂樹訳　
ブロンズ新社　
2010年 
The Curious Garden
Peter Brown
Little, Brown Books for Young Readers
2009 
写真 2枚目
(C)Ryan Somma
http://www.flickr.com/photos/ideonexus/4083424611/
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			<content:encoded><![CDATA[<p>ニューヨーク、マンハッタンの西側、ミート・パッキング・ディストリクトに2009年6月にできた空中庭園、The High Line。今回の目的地はピンポイントでここ。ハイラインは1930年に着工、33年に完成した、NYを縦断する貨物列車のための高架鉄道。役割を終え1980年に運行が廃止された後は解体される予定がそのまま放置されていた。そこにはいつの間にか手付かずの自然が生まれ<span id="more-2317"></span>、それを整備し生まれた緑溢れるハイライン・パークはNYの新しい観光名所になりつつある。 </p>
<p>「ふしぎなガーデン（原題はThe Curious Garden）」の作者、ピーター・ブラウンはアメリカのニュージャージー出身のイラストレーター/作家。子どもの頃から動物の絵を描くのが大好きだったという。</p>
<p>最初のページは1980年代のNY の様子。霧や煙に霞み緑も見えない暗い雰囲気。その当時の状況を反映して治安も悪いのか、人の姿も見えない。</p>
<p>この街に「リアム」という名の男の子がいた。外で遊ぶのが大好きな彼がある日、古い鉄道の下を歩いていると、線路へ上がる階段を見つける。もちろん彼は上がってみる。そこには、朽ちた線路、そしてあたりには枯れそうな植物を発見する。この日からリアムは植物たちの世話をはじめる。手をかけるほどに草や木は育ち、ついには自分たちが“庭”になったと思い自ら“探検”を始める。線路だからどんどん進んでいくことができる。こうしてページいっぱいに緑と青空が広がっていく。冬を越すと、庭は線路の上だけでは我慢できなくなり、街に出る。街のみんなが、次々と植物を育て始め、ついには街中に緑が・・・というストーリーだ。</p>
<p>このストーリー、ハイラインパーク成立の話がモチーフになっている。人が入らなくなったハイ・ラインの線路や敷石に好き放題に生える草木を市民たちが自主的に手入れをするようになった。それがついにはニューヨーク市が公式にそこを公園として再利用しようと決めたというのが顛末。 </p>
<p>都市における自然と人との共生という現代的なテーマを、一人の思いという最も身近なものから考えさせてくれるファンタジーだ。 </p>
<p><a href="The High Line http://www.thehighline.org/ ">The High Line<br />
http://www.thehighline.org/ </a><br />
The Peter Brown Studio<br />
<a href="http://www.peterbrownstudio.com/ ">http://www.peterbrownstudio.com/ </a></p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&#038;location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2F%25E3%2581%25B5%25E3%2581%2597%25E3%2581%258E%25E3%2581%25AA%25E3%2582%25AC%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2587%25E3%2583%25B3%25E2%2580%2595%25E7%259F%25A5%25E3%2582%258A%25E3%2581%259F%25E3%2581%258C%25E3%2582%258A%25E3%2582%2584%25E3%2581%25AE%25E5%25B0%2591%25E5%25B9%25B4%25E3%2581%25A8%25E5%25BA%25AD-%25E3%2583%2594%25E3%2583%25BC%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25BB%25E3%2583%2596%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25A6%25E3%2583%25B3%2Fdp%2F4893094882%3Fie%3DUTF8%26s%3Dbooks%26qid%3D1266047208%26sr%3D8-1&#038;tag=kneehighmedia-22&#038;linkCode=ur2&#038;camp=247&#038;creative=1211">ふしぎなガーデン—知りたがりやの少年と庭</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=kneehighmedia-22&#038;l=ur2&#038;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
ピーター・ブラウン作　千葉茂樹訳　<br />
ブロンズ新社　<br />
2010年 </p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&#038;location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2FCurious-Garden-Peter-Brown%2Fdp%2F0316015474%3Fie%3DUTF8%26s%3Denglish-books%26qid%3D1266047257%26sr%3D1-1&#038;tag=kneehighmedia-22&#038;linkCode=ur2&#038;camp=247&#038;creative=1211">The Curious Garden</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=kneehighmedia-22&#038;l=ur2&#038;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
Peter Brown<br />
Little, Brown Books for Young Readers<br />
2009 </p>
<p>写真 2枚目<br />
(C)Ryan Somma<br />
<a href="http://www.flickr.com/photos/ideonexus/4083424611/">http://www.flickr.com/photos/ideonexus/4083424611/</a></p>
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		<title>イギリスを泳ぎまくる</title>
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		<pubDate>Thu, 10 Dec 2009 03:15:04 +0000</pubDate>
		<dc:creator>江口宏志</dc:creator>
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		<category><![CDATA[jp]]></category>
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		<category><![CDATA[今読んでいる本]]></category>

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		<description><![CDATA[作家、映画作者、環境保護主義者として知られる、ロジャー・ディーキンの楽しみは、オープンウォータースイミング ──つまり屋外で泳ぐこと。2006年に発行され本国でベストセラーになったという本書は、タイトルにふさわしくイギリス全土を泳ぎまくった一大紀行文となっている。旅のスタートは1996年、イングランド東部サフォーク、自宅の農場の裏にある堀から始まる。水のなかで彼は思う、「どこまでも泳いでいって、美しい日を大いに讃えよう」 。雨が地面に落ち川に流れこみ、時間をかけて海へと注ぎこむように、彼はゆっくりと、その土地土地で泳ぐことを楽しむ。その視点は蛙のように水面と地上を行き来する。水中での思考は、自らの身体から、自然へ、そして歴史、文化へと得意の平泳ぎのように自由に伸びていく。南部の荒野ダートムーアを流れるアーム川では、サケの一団とともに泳ぎ、そのきっかけとなったマイク・ウェストブルックのジャズ曲『アーム・エスチュアリー（河口）』へと思いをめぐらすといった具合。
水のなかで書かれたかのような文章は、スピードも浮遊感も通常とは異なっていて、読んでいるうちに重力が明らかに軽くなるのを感じる。山岳文学ならぬ水中文学というジャンルがあれば真っ先に挙げたいくらいだ。
岩礁プール、フィン川の横断、用水路、海峡、さらに氷の下…訪れた場所は30カ所を超え、体験に基づいた環境保護への思いは深い説得力がある。なじみのない地名や事象が頻出するので、傍らに地図とウィキペディアがあればもっと深く楽しめるだろう。
イギリスを泳ぎまくる　ロジャー・ディーキン 著／青木玲 訳　亜紀書房 2625円
原書 Waterlog: A Swimmer&#8217;s Journey Through Britain　Roger Deakin
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>作家、映画作者、環境保護主義者として知られる、ロジャー・ディーキンの楽しみは、オープンウォータースイミング ──つまり屋外で泳ぐこと。2006年に発行され本国でベストセラーになったという本書は、タイトルにふさわしくイギリス全土を泳ぎまくった一大紀行文となっている。旅のスタートは1996年、イングランド東部サフォーク、自宅の農場の裏にある堀から始まる。水のなかで彼は思う、「どこまでも泳いでいって、美しい日を大いに讃えよう」 。雨が地面に落ち川に流れこみ、時間をかけて海へと注ぎこむように、彼はゆっくりと、その土地土地で泳ぐことを楽しむ<span id="more-25"></span>。その視点は蛙のように水面と地上を行き来する。水中での思考は、自らの身体から、自然へ、そして歴史、文化へと得意の平泳ぎのように自由に伸びていく。南部の荒野ダートムーアを流れるアーム川では、サケの一団とともに泳ぎ、そのきっかけとなったマイク・ウェストブルックのジャズ曲『アーム・エスチュアリー（河口）』へと思いをめぐらすといった具合。</p>
<p>水のなかで書かれたかのような文章は、スピードも浮遊感も通常とは異なっていて、読んでいるうちに重力が明らかに軽くなるのを感じる。山岳文学ならぬ水中文学というジャンルがあれば真っ先に挙げたいくらいだ。<br />
岩礁プール、フィン川の横断、用水路、海峡、さらに氷の下…訪れた場所は30カ所を超え、体験に基づいた環境保護への思いは深い説得力がある。なじみのない地名や事象が頻出するので、傍らに地図とウィキペディアがあればもっと深く楽しめるだろう。</p>
<p><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4750508136?tag=kneehighmedia-22&#038;camp=1027&#038;creative=7407&#038;linkCode=as4&#038;creativeASIN=4750508136&#038;adid=1E2SY2883H0F2QWPXZZ4&#038;">イギリスを泳ぎまくる</a>　ロジャー・ディーキン 著／青木玲 訳　亜紀書房 2625円<br />
原書 <a href="https://www.amazon.co.jp/dp/0099282550?tag=kneehighmedia-22&#038;camp=1027&#038;creative=7407&#038;linkCode=as4&#038;creativeASIN=0099282550&#038;adid=0CCJX2CYK6VB50BYH7EY&#038;">Waterlog: A Swimmer&#8217;s Journey Through Britain</a>　Roger Deakin</p>
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