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	<title>papersky &#187; book</title>
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	<description>A DIFFERENT WAY TO TRAVEL</description>
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		<title>地球アッチコッチ・ガイド</title>
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		<pubDate>Fri, 23 Dec 2011 00:00:38 +0000</pubDate>
		<dc:creator>江口宏志</dc:creator>
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		<category><![CDATA[papersky club]]></category>

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		<description><![CDATA[『銀河ヒッチハイク・ガイド』といえば、映画化までされたドタバタSFの名作だが、もとはイギリスのラジオ局BBCの連続ラジオドラマとして発表されていたものだそうだ。本作で一躍人気作家になったダグラス・アダムスを、今度は取材レポーターとしてBBCは起用する。取材の目的は絶滅の危機に瀕している動物を世界中に見つけにいくこと。少々不謹慎なにおいのするところを、抑えとして動物学者のマーク・カーワディンをパートナーに迎え、『銀河ヒッチハイク・ガイド』のアーサーとフォードよろしく、ふたりの珍道中がスタートする。 1985年、マダカスカル島に夜行性のキツネザルであるアイアイを探しにいったのをスタートに、88年から89年にかけて、インドネシアのコモド島の人を食べるといわれているコモドオオトカゲ、ニュージーランドの世界一太っている飛べないインコ、カカポ、中国の長江に生息する淡水の河イルカ、ヨウスコウカワイルカなど、その場所にしか生息しない希少な動物たちを探して世界中を旅した。 なにも知識がないからこそ気づくことができる動物たちのいきいきとした姿はすぐれたドキュメンタリーだし、税関職員の不条理な要求や、劣悪な自然環境のなかで奮闘する彼らの姿は、軽妙な文体と相まって胸踊る旅行記だ。とはいえこの本のすばらしさは、自然保護と破壊を同時に、しかも懸命におこなう人間の愚かさをからかうイギリス人らしいシニカルなジョークの合間に挟みこまれる、自然保護、動物保護の大切さを真摯に説く文章だ。そこでしか繁殖できない固有種を、人間を含む外来種のために消えゆくものではなく、世界の多様性として引き受けて「彼らがいないと世界が貧しく、暗く、寂しい」と言いきった彼の言葉は、20年以上を経っても変わらず、人間が動物を保護する最大かつ正当な理由だ。 『これが見納め― 絶滅危惧の生きものたち、最後の光景』　 ダグラス・アダムス、マーク・カーワディン 著／ 安原 和見 訳 みすず書房　3,150円]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>『銀河ヒッチハイク・ガイド』といえば、映画化までされたドタバタSFの名作だが、もとはイギリスのラジオ局BBCの連続ラジオドラマとして発表されていたものだそうだ。本作で一躍人気作家になったダグラス・アダムスを、今度は取材レポーターとしてBBCは起用する。取材の目的は絶滅の危機に瀕している動物を世界中に見つけにいくこと。少々不謹慎なにおいのするところを、抑えとして動物学者のマーク・カーワディンをパートナーに迎え、『銀河ヒッチハイク・ガイド』のアーサーとフォードよろしく、ふたりの珍道中がスタートする<span id="more-10738"></span>。</p>
<p>1985年、マダカスカル島に夜行性のキツネザルであるアイアイを探しにいったのをスタートに、88年から89年にかけて、インドネシアのコモド島の人を食べるといわれているコモドオオトカゲ、ニュージーランドの世界一太っている飛べないインコ、カカポ、中国の長江に生息する淡水の河イルカ、ヨウスコウカワイルカなど、その場所にしか生息しない希少な動物たちを探して世界中を旅した。</p>
<p>なにも知識がないからこそ気づくことができる動物たちのいきいきとした姿はすぐれたドキュメンタリーだし、税関職員の不条理な要求や、劣悪な自然環境のなかで奮闘する彼らの姿は、軽妙な文体と相まって胸踊る旅行記だ。とはいえこの本のすばらしさは、自然保護と破壊を同時に、しかも懸命におこなう人間の愚かさをからかうイギリス人らしいシニカルなジョークの合間に挟みこまれる、自然保護、動物保護の大切さを真摯に説く文章だ。そこでしか繁殖できない固有種を、人間を含む外来種のために消えゆくものではなく、世界の多様性として引き受けて「彼らがいないと世界が貧しく、暗く、寂しい」と言いきった彼の言葉は、20年以上を経っても変わらず、人間が動物を保護する最大かつ正当な理由だ。</p>
<p>『<a href="http://ns1.msz.co.jp/book/detail/07616.html" target="_blank">これが見納め― 絶滅危惧の生きものたち、最後の光景</a>』　<br />
ダグラス・アダムス、マーク・カーワディン 著／ 安原 和見 訳<br />
みすず書房　3,150円</p>
<p><img src="http://www.papersky.jp/wp-content/uploads/2011/11/club_37_book.jpg" alt="" title="club_37_book" width="528" height="350" class="alignnone size-full wp-image-10739" /></p>
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		<title>THE NY ART BOOK FAIR 2011</title>
		<link>http://www.papersky.jp/2011/09/30/the-ny-art-book-fair-2011/</link>
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		<pubDate>Thu, 29 Sep 2011 23:50:41 +0000</pubDate>
		<dc:creator>TEAM YUM YUM</dc:creator>
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		<description><![CDATA[9月30日から3日間、ニューヨークMoMAのサテライト・PS1を会場にしたアートブックフェア「THE NY ART BOOK FAIR 2011」が開催される。今年で6年目となり、現代アートの図録やモノグラフ、アート雑誌やジンなど、世界中から200以上の出店者が集まる。主催する「Printed Matter」は、本誌PAPERSKYのNY特集でも訪れている、ニューヨークのアートブック界の老舗的存在だ。日本から参加するのは、「THE TOKYO ART BOOK FAIR」の開催をはじめ、日本のアートジン界をリードする「Zine&#8217;s Mate」。Utrecht（ユトレヒト：代表 江口宏志）が、イギリス・ロンドンを中心に活動するPAPERBACK（代表 Oliver Watson オリバー・ワトソン）と共に設立したものだ。今年の展示は「フェミニン」をテーマに、日本の女性によって作られたアートブックやジンを紹介する。 Printed Matter, Inc. presents THE NY ART BOOK FAIR 2011 日時：2011年9月30日(金) &#8211; 10月2日(日) 11:00 -19:00 プレビュー：9月29日(木) 18:00-21:00 会場：MoMA PS1 22-25 Jackson Ave. at the &#8230; <a href="http://www.papersky.jp/2011/09/30/the-ny-art-book-fair-2011/"><br />続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>9月30日から3日間、ニューヨークMoMAのサテライト・PS1を会場にしたアートブックフェア「THE NY ART BOOK FAIR 2011」が開催される。今年で6年目となり、現代アートの図録やモノグラフ、アート雑誌やジンなど、世界中から200以上の出店者が集まる。主催する「Printed Matter」は、本誌PAPERSKYの<a href="http://www.papersky.jp/2011/09/26/bookshop-walk/" target="_blank">NY特集</a>でも訪れている、ニューヨークのアートブック界の老舗的存在だ。日本から参加するのは、「<a href="http://www.papersky.jp/2011/07/18/the-tokyo-art-book-fair-2011/" target="_blank">THE TOKYO ART BOOK FAIR</a>」の開催をはじめ、日本のアートジン界をリードする「<a href="http://www.zinesmate.org/" target="_blank">Zine&#8217;s Mate</a>」<span id="more-9816"></span>。Utrecht（ユトレヒト：代表 江口宏志）が、イギリス・ロンドンを中心に活動するPAPERBACK（代表 Oliver Watson オリバー・ワトソン）と共に設立したものだ。今年の展示は「フェミニン」をテーマに、日本の女性によって作られたアートブックやジンを紹介する。</p>
<p>Printed Matter, Inc. presents<br />
THE NY ART BOOK FAIR 2011<br />
日時：2011年9月30日(金) &#8211; 10月2日(日) 11:00 -19:00<br />
プレビュー：9月29日(木) 18:00-21:00<br />
会場：<a href="http://ps1.org/" target="_blank">MoMA PS1</a><br />
22-25 Jackson Ave. at the intersection of 46th Ave. Long Island City, NY 11101<br />
<a href="http://nyartbookfair.com/" target="_blank">http://nyartbookfair.com/</a></p>
<p><img src="http://www.papersky.jp/wp-content/uploads/2011/09/nyabf_01.jpg" alt="" title="nyabf_01" width="528" height="350" class="alignnone size-full wp-image-9817" /></p>
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		<title>鳥の目で森を見る</title>
		<link>http://www.papersky.jp/2011/08/16/birds-eye-book/</link>
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		<pubDate>Mon, 15 Aug 2011 23:20:18 +0000</pubDate>
		<dc:creator>江口宏志</dc:creator>
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		<description><![CDATA[イラストレーターで建築家のナイジェル・ピークは、アイルランドの海岸沿い、町には大通りが一本だけという小さな田舎町に住んでいる。建築に関しては優秀な賞を獲ったこともあったが、現在は建築学生相手にチューターをやっているらしい。本業のイラストはというと、ごく細いペンでさまざまな色の線を描き、まるでレンガを積み重ねるようにその絵を完成させていくというスタイル。エルメスや『dwell』誌など多くのクライアントワークもこなす彼だが、彼の最新本『IN THE WILDS』はタイトルどおり、彼の住む田舎町の景色を描いたものだ。 彼の朝は近所の散歩から始まる。毎朝決まった時間に散歩に出かけ、時には立ち止まってスケッチをする姿は、郵便屋にまちがえられることもあるという。彼が描くのは近所の農場や野原、森、そして鳥。ただしふつうの絵ではない。 「自然はたくさんのちいさなパーツの組みあわせでできている」という彼にかかれば、畑であればいくつかの畑を上から見た畝の模様が細かく描き分けられ、納屋であれば茶色のトタン屋根が無数に組みあわさり、ひとつの模様が形づくられる。積み重なった薪やフェンスの模様は格好の描写対象だ。視点は縦横無尽に移動し、時に上からの眺めを描きとめ、時にいくつかの風景を記録して束ねることで、ひとつの作品ができあがる。鳥の鳴き声をモールス信号のようにして描き分けたり、飛行の軌跡を流線型の模様にしたり。こうなると彼にだけ見えているものがあるとしか思えない。 もちろん旅にでも出て非日常の風景に出会える機会があればいいけれど、なかなかそうもいかないし、毎日単調なことばかりで家のまわりの景色にも飽きてしまった…。そんな人にこそ、この本を手にとってみてほしい。 IN THE WILDS Nigel Peake, Princeton Architectural Press]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>イラストレーターで建築家のナイジェル・ピークは、アイルランドの海岸沿い、町には大通りが一本だけという小さな田舎町に住んでいる。建築に関しては優秀な賞を獲ったこともあったが、現在は建築学生相手にチューターをやっているらしい。本業のイラストはというと、ごく細いペンでさまざまな色の線を描き、まるでレンガを積み重ねるようにその絵を完成させていくというスタイル。エルメスや『dwell』誌など多くのクライアントワークもこなす彼だが、彼の最新本『IN THE WILDS』はタイトルどおり、彼の住む田舎町の景色を描いたものだ<span id="more-9099"></span>。</p>
<p>彼の朝は近所の散歩から始まる。毎朝決まった時間に散歩に出かけ、時には立ち止まってスケッチをする姿は、郵便屋にまちがえられることもあるという。彼が描くのは近所の農場や野原、森、そして鳥。ただしふつうの絵ではない。<br />
「自然はたくさんのちいさなパーツの組みあわせでできている」という彼にかかれば、畑であればいくつかの畑を上から見た畝の模様が細かく描き分けられ、納屋であれば茶色のトタン屋根が無数に組みあわさり、ひとつの模様が形づくられる。積み重なった薪やフェンスの模様は格好の描写対象だ。視点は縦横無尽に移動し、時に上からの眺めを描きとめ、時にいくつかの風景を記録して束ねることで、ひとつの作品ができあがる。鳥の鳴き声をモールス信号のようにして描き分けたり、飛行の軌跡を流線型の模様にしたり。こうなると彼にだけ見えているものがあるとしか思えない。</p>
<p>もちろん旅にでも出て非日常の風景に出会える機会があればいいけれど、なかなかそうもいかないし、毎日単調なことばかりで家のまわりの景色にも飽きてしまった…。そんな人にこそ、この本を手にとってみてほしい。</p>
<p><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/1568989520/ref=as_li_ss_til?tag=kneehighmedia-22&#038;camp=1027&#038;creative=7407&#038;linkCode=as4&#038;creativeASIN=1568989520&#038;adid=14R77D3KH4M5W5X84B50&#038;" target="_blank">IN THE WILDS </a><br />
Nigel Peake, Princeton Architectural Press</p>
<p><img src="http://www.papersky.jp/wp-content/uploads/2011/07/book36.jpg" alt="" title="book36" width="528" height="350" class="alignnone size-full wp-image-9100" /></p>
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		<title>THE TOKYO ART BOOK FAIR 2011</title>
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		<pubDate>Sun, 17 Jul 2011 23:11:08 +0000</pubDate>
		<dc:creator>PAPERSKY</dc:creator>
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		<description><![CDATA[7月16日(土)より3日間、アジア最大のアートブックフェア「THE TOKYO ART BOOK FAIR」が開催されています。160組を超える出版社、ギャラリー、アーティスト、ブックショップ等が世界中から一堂に会し、フェアに合わせ発表される新作を、出展者とのコミュニケーションを楽しみながら購入することができます。 最終日の7月18日(月)は、編集者岡本仁さん（ランドスケーププロダクツ）とフォトグラファーの武藤彩さんが「雑誌づくりのおもしろさ」について語る、『art for all』特別号刊行記念トークイベントや、1980年代のスケートジン、ゼロックスアートを一同に集めた展示『There is Xerox on the Insides of Your Eyelids』のキュレーター、RICH JACOBSによるエキシビション・ガイドなどが開催されます。お見逃し無く。 会場の様子は、zine&#8217;s mateのtwitterでもレポートされているのでチェックしてみてください。 https://twitter.com/zinesmate THE TOKYO ART BOOK FAIR 2011 開催日: 7月16日(土)、17日(日)、18日(月・祝) 11:00-19:00 （18日は18:00まで） 場所: 3331 Arts Chiyoda 東京都千代田区外神田6-11-4 (Access） 2011年のコンセプト等はMORE INFORMATIONをご覧ください。 ブース出展者情報: PARTICIPANTS &#8230; <a href="http://www.papersky.jp/2011/07/18/the-tokyo-art-book-fair-2011/"><br />続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>7月16日(土)より3日間、アジア最大のアートブックフェア「THE TOKYO ART BOOK FAIR」が開催されています。160組を超える出版社、ギャラリー、アーティスト、ブックショップ等が世界中から一堂に会し、フェアに合わせ発表される新作を、出展者とのコミュニケーションを楽しみながら購入することができます。</p>
<p>最終日の7月18日(月)は、編集者岡本仁さん（ランドスケーププロダクツ）とフォトグラファーの武藤彩さんが「雑誌づくりのおもしろさ」について語る、『art for all』特別号刊行記念トークイベントや<span id="more-8911"></span>、1980年代のスケートジン、ゼロックスアートを一同に集めた展示『There is Xerox on the Insides of Your Eyelids』のキュレーター、RICH JACOBSによるエキシビション・ガイドなどが開催されます。お見逃し無く。</p>
<p>会場の様子は、zine&#8217;s mateのtwitterでもレポートされているのでチェックしてみてください。<br />
<a href="https://twitter.com/zinesmate">https://twitter.com/zinesmate</a></p>
<p><strong>THE TOKYO ART BOOK FAIR 2011</strong><br />
開催日: 7月16日(土)、17日(日)、18日(月・祝) 11:00-19:00 （18日は18:00まで）<br />
場所: <a href="http://www.3331.jp/">3331 Arts Chiyoda</a> 東京都千代田区外神田6-11-4 (<a href="http://zinesmate.org/?p=9933">Access</a>）</p>
<p>2011年のコンセプト等は<a href="http://zinesmate.org/?page_id=7406">MORE INFORMATION</a>をご覧ください。<br />
ブース出展者情報: <a href="http://zinesmate.org/?page_id=8249">PARTICIPANTS LIST</a><br />
ZINE’S MATE SHOP 出展者情報: <a href="http://zinesmate.org/?p=9212">ZINE’S MATE SHOP</a><br />
特別展示情報: <a href="http://zinesmate.org/?p=9343">EXHIBITION</a><br />
イベント情報: <a href="http://zinesmate.org/?p=9346">EVENTS</a></p>
<p>スポンサー及びパートナー情報: <a href="http://zinesmate.org/?page_id=8337">Sponsors and Parnters</a><br />
モバイルサイト：<a href="http://otonoasobiba.hiroimon.com/tabf/">TABFムシ</a>（iPhone,Androidスマートフォンで御覧ください）</p>
<p><img src="http://www.papersky.jp/wp-content/uploads/2011/07/tabf2011-1.jpg" alt="" title="tabf2011-1" width="528" height="350" class="alignnone size-full wp-image-8919" /></p>
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		<title>エネルギーの自給自足</title>
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		<pubDate>Wed, 11 May 2011 00:00:29 +0000</pubDate>
		<dc:creator>江口宏志</dc:creator>
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		<description><![CDATA[大震災以降、なにかやらなくてはと闇雲に焦ってみたり、無力感にひたすらぼんやりしてみたりと自分でも驚くくらい不安定な状態が続いていたけれど、ひとつなんとかしなくてはと思ったのがエネルギーのこと。発電所から届く電気をただ享受するだけでなく、自宅の電気を少しでも自然エネルギーにシフトしたい。太陽光パネルとバッテリーのセットをネットで探しつつ、エネルギーにまつわる本をいくつか読んだうちの一冊がこの黄色い本だ。 舞台はアフリカの南東に位置する最貧国、マラウイ。1987年生まれのウィリアムはどこにでもいるような活発な少年だった。しかし21世紀のはじめにこの国を大飢饉が襲う。日々食べものはなくなり、家財道具を売り払ってまでわずかなとうもろこしの粉を買う人々があふれる。彼も学費が払えず学校を中退することになる。数千人の餓死者を出してなお救済策をとらない政府のやりかたを目の当たりにして彼は、自分のことは自分でしなければならないと決心する。14歳の少年の拠り所になったのは、ひとつはモノが動く仕組みを知りたいという強い好奇心。そしてもうひとつは図書館で出会った一冊の本『エネルギーの利用（Using Energy）』だった。人工の２％しか電気が通じていない国で、彼は風車による発電機をつくろうと考える。それからの行動にはわくわくする。材料はすべて身のまわりで拾ったもの。ユーカリの木をフレームに、トラクターのプロペラに取りつけたのは、塩ビパイプを熱し広げた２m の羽。自転車のチェーンでつながったタイヤがまわると自転車のダイナモを発電するという仕組みだ。こうして彼は文字どおり一夜にして夜を照らし、国中が注目する若者となった。エネルギーを自分で作ることで自由になった彼は、現在アメリカの大学に通うという。電球を灯すだけの小さな発電機でも目の前をこんなにも明るくしてくれる。 風をつかまえた少年　 ウィリアム・カムクワンバ、ブライアン・ミーラー 著／田口俊樹 訳 文藝春秋　¥1,750]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>大震災以降、なにかやらなくてはと闇雲に焦ってみたり、無力感にひたすらぼんやりしてみたりと自分でも驚くくらい不安定な状態が続いていたけれど、ひとつなんとかしなくてはと思ったのがエネルギーのこと。発電所から届く電気をただ享受するだけでなく、自宅の電気を少しでも自然エネルギーにシフトしたい。太陽光パネルとバッテリーのセットをネットで探しつつ、エネルギーにまつわる本をいくつか読んだうちの一冊がこの黄色い本だ<span id="more-8039"></span>。</p>
<p>舞台はアフリカの南東に位置する最貧国、マラウイ。1987年生まれのウィリアムはどこにでもいるような活発な少年だった。しかし21世紀のはじめにこの国を大飢饉が襲う。日々食べものはなくなり、家財道具を売り払ってまでわずかなとうもろこしの粉を買う人々があふれる。彼も学費が払えず学校を中退することになる。数千人の餓死者を出してなお救済策をとらない政府のやりかたを目の当たりにして彼は、自分のことは自分でしなければならないと決心する。14歳の少年の拠り所になったのは、ひとつはモノが動く仕組みを知りたいという強い好奇心。そしてもうひとつは図書館で出会った一冊の本『エネルギーの利用（Using Energy）』だった。人工の２％しか電気が通じていない国で、彼は風車による発電機をつくろうと考える。それからの行動にはわくわくする。材料はすべて身のまわりで拾ったもの。ユーカリの木をフレームに、トラクターのプロペラに取りつけたのは、塩ビパイプを熱し広げた２m の羽。自転車のチェーンでつながったタイヤがまわると自転車のダイナモを発電するという仕組みだ。こうして彼は文字どおり一夜にして夜を照らし、国中が注目する若者となった。エネルギーを自分で作ることで自由になった彼は、現在アメリカの大学に通うという。電球を灯すだけの小さな発電機でも目の前をこんなにも明るくしてくれる。</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E9%A2%A8%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%8B%E3%81%BE%E3%81%88%E3%81%9F%E5%B0%91%E5%B9%B4-%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%A0%E3%82%AF%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%90/dp/416373080X"  target="_blank">風をつかまえた少年　</a><br />
ウィリアム・カムクワンバ、ブライアン・ミーラー 著／田口俊樹 訳<br />
文藝春秋　¥1,750</p>
<p><img src="http://www.papersky.jp/wp-content/uploads/2011/04/35-book.jpg" alt="" title="35-book" width="528" height="350" class="alignnone size-full wp-image-8111" /></p>
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		<title>PAPERSKY BOOK CLUB Reading Event vol.1 『CHALO INDIA 2010 インド即興料理旅行』を東京スパイス番長と読み、食べる。</title>
		<link>http://www.papersky.jp/2011/01/06/chalo-india/</link>
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		<pubDate>Wed, 05 Jan 2011 18:51:39 +0000</pubDate>
		<dc:creator>PAPERSKY</dc:creator>
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		<category><![CDATA[jp]]></category>
		<category><![CDATA[event]]></category>
		<category><![CDATA[papersky club]]></category>

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		<description><![CDATA[PAPERSKY BOOK CLUBではReading Event、つまり読書会をシリーズで開催します。一冊の本をみんなで読み、感想や体験を語りあう欧米で人気の読書会、第一回目の課題図書は貧乏旅行でも自分探しでもない、東京スパイス番長による新しいインド旅行記『CHALO INDIA 2010　インド即興料理旅行』。 東京スパイス番長の4人をゲストに迎え、インドの楽しみ、そしておいしさを読み、食べるイベントです。ナビゲーターはPAPERSKY BOOK CLUBのキャプテン、江口宏志（UTRECHT）とニーハイメディア・ジャパンのルーカス・B.Bが務めます。 日時　2011年1月25日（TUE) 19:00-21:00 会場　ニーハイメディア・ジャパン Green Studio （東京都渋谷区東1－23－3） 会費　1500円（課題図書、料理、ドリンク付き） 定員　12名 申し込み方法　件名を『PAPERSKY BOOK CLUB Reading Event vol.1 参加希望』としてcontact@khmj.com まで申込みください。 先着順で受け付けますので定員になり次第締め切ります。 ゲスト　東京スパイス番長 課題図書　『CHALO INDIA 2010 インド即興料理旅行』（著／東京スパイス番長　イートミー出版　¥735） 『CHALO INDIA 2010 インド即興料理旅行』についてはこちらもご覧ください。 http://www.papersky.jp/2010/12/06/spicy-book/ ※1/19追記：定員に達しましたので、募集を締め切らせていただきました。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>PAPERSKY BOOK CLUBではReading Event、つまり読書会をシリーズで開催します。一冊の本をみんなで読み、感想や体験を語りあう欧米で人気の読書会、第一回目の課題図書は貧乏旅行でも自分探しでもない、東京スパイス番長による新しいインド旅行記『CHALO INDIA 2010　インド即興料理旅行』。<br />
東京スパイス番長の4人をゲストに迎え、インドの楽しみ、そしておいしさを読み、食べるイベントです。ナビゲーターはPAPERSKY BOOK CLUBのキャプテン、江口宏志（UTRECHT）とニーハイメディア・ジャパンのルーカス・B.Bが務めます<span id="more-7262"></span>。</p>
<p>日時　2011年1月25日（TUE) 19:00-21:00<br />
会場　<a href="http://www.khmj.com/category/green-studio" target="blank">ニーハイメディア・ジャパン Green Studio</a> （東京都渋谷区東1－23－3）<br />
会費　1500円（課題図書、料理、ドリンク付き）<br />
定員　12名<br />
申し込み方法　件名を『PAPERSKY BOOK CLUB Reading Event vol.1<br />
参加希望』として<a href="mailto:contact@khmj.com">contact@khmj.com</a> まで申込みください。<br />
先着順で受け付けますので定員になり次第締め切ります。<br />
ゲスト　<a href="http://blog.excite.co.jp/spicetokyo/" target="blank">東京スパイス番長</a><br />
課題図書　『CHALO INDIA 2010 インド即興料理旅行』（著／東京スパイス番長　イートミー出版　¥735）<br />
『CHALO INDIA 2010 インド即興料理旅行』についてはこちらもご覧ください。<br />
<a href="http://www.papersky.jp/2010/12/06/spicy-book/">http://www.papersky.jp/2010/12/06/spicy-book/</a></p>
<p>※1/19追記：定員に達しましたので、募集を締め切らせていただきました。</p>
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		<title>デヴィッド・ホーヴィッツの「EVERYTHINGS HAPPEN IN A DAY」</title>
		<link>http://www.papersky.jp/2010/12/23/everythings-happen-in-a-day/</link>
		<comments>http://www.papersky.jp/2010/12/23/everythings-happen-in-a-day/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 23 Dec 2010 09:48:26 +0000</pubDate>
		<dc:creator>江口宏志</dc:creator>
				<category><![CDATA[book]]></category>
		<category><![CDATA[jp]]></category>
		<category><![CDATA[papersky club]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.papersky.jp/?p=7219</guid>
		<description><![CDATA[Papersky NY号でもインタビューが掲載されている、NY在住の写真家、デヴィッド・ホーヴィッツ。彼を一般的な写真家と同じよう捉えるとあっさり裏切られる。 事実、彼のウェブサイトにはおよそ他の写真家の記録を目的としたポートフォリオサイトとは正反対の、極めて動的なものだ。 1ドルPaypalで送金してくれたら、あなたのことを1分考えます。 10ドル送金してくれたら空の写真を撮ってメールで送ります。 彼は常に移動しながら、自分のアイデアを友達やウェブの閲覧者（その違いはあまりないように思える）とシェアしながら、実行していく。その表現の一つに写真がある。といった印象だ。 彼とはじめてあったのは3年前のNY ART BOOK FAIRの時。彼自身がZINEを作り、発表しているとかそういうことはとりあえず置いておいて、彼はフェアの時間が終わると、出口でなんとなくダラダラしている参加者たちに声をかけて、みんなでおいしいごはんでも行こうよ！と中華料理屋に連れていった。知らないもの同士で丸いテーブルを囲み、その後は、デザートにNYで一番おいしいカップケーキ屋につれていくよ、って先頭切って歩いて行く。なんという行動力と感心したのを覚えている。 彼は2009年のあるときから、毎日、書き記したアイデアをウェブから登録してもらったアドレスにメールで送り、自身のTumblrにアップした。それらは彼を含む多くの人たちにシェアされて、また実行された。 彼はアイデアそのものを「オープンソース」と呼び、それぞれの人が状況によって自由に変化させてもいい。みんなのアイデアになればいいと言う。 この本「Everythings Happen in a Day」は、その77のアイデアと、彼を含む多くの人のアクションをまとめたものだ。 配達する郵便配達員と一緒に歩いてみよう。もし彼が一緒に歩くことを望まないなら数軒離れたところから付いていこう。 一番の観光名所に行き、記念撮影の後ろに立って他の人の記念撮影に写り込もう。他人の思い出の一部になるのはどんな気分？ どこでもいいからはしごをかけて、てっぺんまで登ろう。空に近いところからものごとが見れるよ。 どこでもいいからどこかの会社のFAX番号に、その場所の今日の日の入りの時間を書いて送ろう。FAXを受け取っただれかはその時間に夕焼けを見るかもしれないし、みないかもしれない。きみは彼の一日に影響を及ぼすことになるし、少なくとも数秒はそのことを考えるだろう。 電話ボックスの中で写真展を開いてみよう。 Wikipediaに自分の母親の項目を作ってみよう。 目を閉じた自分の姿をを1分22秒撮ってYoutubeにアップロード。タイトルは「1;22 Eyes Closed」で。 掲示板に貼ってあるポスターやフライヤーを全部裏返しに貼り直そう。 最後はこんな指令。 Walk Down Street You Have Never Walked Down Before 今まで通ったことのない道を歩いてみよう。 　 Everythings &#8230; <a href="http://www.papersky.jp/2010/12/23/everythings-happen-in-a-day/"><br />続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>Papersky NY号でもインタビューが掲載されている、NY在住の写真家、デヴィッド・ホーヴィッツ。彼を一般的な写真家と同じよう捉えるとあっさり裏切られる。<br />
事実、彼の<a href="http://davidhorvitz.com/">ウェブサイト</a>にはおよそ他の写真家の記録を目的としたポートフォリオサイトとは正反対の、極めて動的なものだ。</p>
<p><strong>1ドルPaypalで送金してくれたら、あなたのことを1分考えます。<br />
10ドル送金してくれたら空の写真を撮ってメールで送ります。</strong></p>
<p>彼は常に移動しながら、自分のアイデアを友達やウェブの閲覧者（その違いはあまりないように思える）とシェアしながら、実行していく。その表現の一つに写真がある。といった印象だ<span id="more-7219"></span>。</p>
<p>彼とはじめてあったのは3年前のNY ART BOOK FAIRの時。彼自身がZINEを作り、発表しているとかそういうことはとりあえず置いておいて、彼はフェアの時間が終わると、出口でなんとなくダラダラしている参加者たちに声をかけて、みんなでおいしいごはんでも行こうよ！と中華料理屋に連れていった。知らないもの同士で丸いテーブルを囲み、その後は、デザートにNYで一番おいしいカップケーキ屋につれていくよ、って先頭切って歩いて行く。なんという行動力と感心したのを覚えている。</p>
<p>彼は2009年のあるときから、毎日、書き記したアイデアをウェブから登録してもらったアドレスにメールで送り、自身のTumblrにアップした。それらは彼を含む多くの人たちにシェアされて、また実行された。<br />
彼はアイデアそのものを「オープンソース」と呼び、それぞれの人が状況によって自由に変化させてもいい。みんなのアイデアになればいいと言う。<br />
この本「Everythings Happen in a Day」は、その77のアイデアと、彼を含む多くの人のアクションをまとめたものだ。</p>
<p><strong>配達する郵便配達員と一緒に歩いてみよう。もし彼が一緒に歩くことを望まないなら数軒離れたところから付いていこう。</p>
<p>一番の観光名所に行き、記念撮影の後ろに立って他の人の記念撮影に写り込もう。他人の思い出の一部になるのはどんな気分？</p>
<p>どこでもいいからはしごをかけて、てっぺんまで登ろう。空に近いところからものごとが見れるよ。</p>
<p>どこでもいいからどこかの会社のFAX番号に、その場所の今日の日の入りの時間を書いて送ろう。FAXを受け取っただれかはその時間に夕焼けを見るかもしれないし、みないかもしれない。きみは彼の一日に影響を及ぼすことになるし、少なくとも数秒はそのことを考えるだろう。</strong></p>
<p><strong>電話ボックスの中で写真展を開いてみよう。</p>
<p>Wikipediaに自分の母親の項目を作ってみよう。</p>
<p>目を閉じた自分の姿をを1分22秒撮ってYoutubeにアップロード。タイトルは「1;22 Eyes Closed」で。</p>
<p>掲示板に貼ってあるポスターやフライヤーを全部裏返しに貼り直そう。</strong></p>
<p>最後はこんな指令。</p>
<p><strong>Walk Down Street You Have Never Walked Down Before<br />
今まで通ったことのない道を歩いてみよう。</strong></p>
<p>　<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/Everything-That-Can-Happen-Day/dp/1935613065/ref=sr_1_1?ie=UTF8&#038;s=english-books&#038;qid=1293096923&#038;sr=8-1">Everythings Happen in a Day</a><br />
David Horvitz<br />
Mark Batty Publisher<br />
$27.95</p>
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		<title>「東京スパイス番長」のおいしすぎるインド旅行</title>
		<link>http://www.papersky.jp/2010/12/06/spicy-book/</link>
		<comments>http://www.papersky.jp/2010/12/06/spicy-book/#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 06 Dec 2010 00:00:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator>江口宏志</dc:creator>
				<category><![CDATA[book]]></category>
		<category><![CDATA[jp]]></category>
		<category><![CDATA[papersky club]]></category>

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		<description><![CDATA[2010年2月。インド最大の都市、ムンバイに降り立ったシャンカール、ミズノ、ナイル、バラッツ。ともにインドを、なによりインド料理を愛している4人だ。「東京スパイス番長」の名で定期的に集まってインド料理セッションを重ねてきた彼らの今回の旅の目的はただひとつ、「料理をしにインドに行くこと」。耳慣れない料理の専門用語も頻出するし、観光地ガイドにもなりはしない。でもこの旅行記が滅法おもしろいのだ。ムンバイでは到着するなり、マーケットで「ガチッガチッ」って音とともに、斧で豚を捌くブッチェリーの洗礼を受ける。暑いし不衛生な環境だから、肉はすぐに痛んでしまう。でも、だから、カレーにするしかない。ベジタブルマーケットでは野菜のフレッシュさに驚き、地元の人に聞いたおいしい店で東京との違いを味わいながら、4人は南へと歩を進める。 スパイスの名産地、コチでは、ピッツァのように空中で生地をまわし延ばすルマーリロティ屋、目にも止まらぬ速さでポットからカップに注ぎこむチャイ屋など、パフォーマティブなストリートフードショップに目を奪われる。立ち寄ったレストランでフィッシュカレーのあまりのおいしさに衝撃を受け、一瞬は自信を喪失する。でも夜には、インド人男性のテーブルを囲む「いい感じ」はどこからくるか、なんてことを大真面目に語りあうのが彼ららしい（結論は左手のひじ、らしい）。 コチから電車で3～4時間、ティルバナンタプラムを経て、セッション会場のコヴァラムへ。キッチンつきの家を借り、今回の旅で見て食べて買った経験と食材を使い、4人は１日かけて思い思いのメニューをつくる。ターリーと呼ばれる大きなトレイに15品もの料理が並ぶ様は、カレーだけ、とか、辛いだけ、という先入観はとっくに超えて、壮観の一言。 4人のあくなき料理への好奇心が集まって、どこにもないインド料理&#038;旅行記ができた。最近では手を使って食べる人は少ないとか、インド人はストがあると線路を持っていっちゃうとか、生なインド情報もおいしい。 CHALO INDIA 2010　インド即興料理旅行 著／東京スパイス番長　イートミー出版　¥735]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>2010年2月。インド最大の都市、ムンバイに降り立ったシャンカール、ミズノ、ナイル、バラッツ。ともにインドを、なによりインド料理を愛している4人だ。「東京スパイス番長」の名で定期的に集まってインド料理セッションを重ねてきた彼らの今回の旅の目的はただひとつ、「料理をしにインドに行くこと」。耳慣れない料理の専門用語も頻出するし、観光地ガイドにもなりはしない。でもこの旅行記が滅法おもしろいのだ<span id="more-6460"></span>。ムンバイでは到着するなり、マーケットで「ガチッガチッ」って音とともに、斧で豚を捌くブッチェリーの洗礼を受ける。暑いし不衛生な環境だから、肉はすぐに痛んでしまう。でも、だから、カレーにするしかない。ベジタブルマーケットでは野菜のフレッシュさに驚き、地元の人に聞いたおいしい店で東京との違いを味わいながら、4人は南へと歩を進める。</p>
<p>スパイスの名産地、コチでは、ピッツァのように空中で生地をまわし延ばすルマーリロティ屋、目にも止まらぬ速さでポットからカップに注ぎこむチャイ屋など、パフォーマティブなストリートフードショップに目を奪われる。立ち寄ったレストランでフィッシュカレーのあまりのおいしさに衝撃を受け、一瞬は自信を喪失する。でも夜には、インド人男性のテーブルを囲む「いい感じ」はどこからくるか、なんてことを大真面目に語りあうのが彼ららしい（結論は左手のひじ、らしい）。</p>
<p>コチから電車で3～4時間、ティルバナンタプラムを経て、セッション会場のコヴァラムへ。キッチンつきの家を借り、今回の旅で見て食べて買った経験と食材を使い、4人は１日かけて思い思いのメニューをつくる。ターリーと呼ばれる大きなトレイに15品もの料理が並ぶ様は、カレーだけ、とか、辛いだけ、という先入観はとっくに超えて、壮観の一言。</p>
<p>4人のあくなき料理への好奇心が集まって、どこにもないインド料理&#038;旅行記ができた。最近では手を使って食べる人は少ないとか、インド人はストがあると線路を持っていっちゃうとか、生なインド情報もおいしい。</p>
<p>CHALO INDIA 2010　インド即興料理旅行<br />
著／東京スパイス番長　イートミー出版　¥735</p>
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		<title>働くパリの女たち / BOOK CLUB 8月-9月に読む本</title>
		<link>http://www.papersky.jp/2010/08/03/booksandgirls/</link>
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		<pubDate>Tue, 03 Aug 2010 02:11:57 +0000</pubDate>
		<dc:creator>江口宏志</dc:creator>
				<category><![CDATA[book]]></category>
		<category><![CDATA[jp]]></category>
		<category><![CDATA[papersky club]]></category>

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		<description><![CDATA[「パリジェンヌ」じゃなくて「パリの女」なのがこの本のポイントだ。 最初に発行されたのは1954年。オランダ人の写真家ニコ・ジェスのモノクロ写真と、フランス人作家アンドレ・モーロワによる、パリの女性に関するエッセイが半々で構成される。では「パリジェンヌ」と「パリの女」の違いはなんだろう？　 モーロアはこう書いている。 「パリジェンヌはひとつの概念であり、パリの女の存在はピトレスク（絵画的）で個人的だ」。 作家たちがつくりだしたパリジェンヌの幻想から解き放たれた1950年当時のパリの女性は、個性あふれ、教養があって、向学心に燃えている。ページにはさまざまな職業の女性たちが登場する。作家、女優、実業家、モデル、ダンサー。それだけじゃない。郵便配達人、宝くじ売り、セーヌ河畔の古本屋、市場の野菜売りに、路上の風船売り、工場労働者、絶滅間近の電話交換手。 当時、パリには120万人の男性に対して150万人の女性がいたという。もともとの男性の種の弱さに加えて、戦争による出兵による減少もあった。多くは地方からやってきた女性たちは、いままで男性がおこなってきた仕事にも果敢にその活動を拡げていった。美人が多いわけでもないし、野暮ったいファッションだったりもする。しかし自分の仕事に打ちこむ女性たちは誰もがとても魅力的に見える。そして最後に登場するのは、そう、パリの恋人たち。パリの女は恋をするのも大切な仕事だ、今も昔も。モーロアはこうも書いている。 「パリは女の都である。なぜなら、女のための男がいるから」。 数年前からパリの女性の出生率の向上が話題となった。もちろん政策的な優遇処置や、社会のシステムも原因のひとつだろう。でもこの写真集を見れば、パリという都市が世界にも稀な、女性がプライドをもって生きることのできる場所だったことがなによりもの原因だということが理解できるはずだ。 【PAPERSKY BOOK CLUB 8月-9月の本】 パリの女 アンドレ・モーロア　著／ニコ・ジェス　写真／朝吹登水子　訳 紀伊国屋書店 ￥2,940 【ペーパースカイ・ブッククラブのご案内】 ブッククラブの活動は、2ヶ月に一冊ずつ、おすすめの本を皆さんと一緒に読み進めていきながら、オンラインでその体験を共有しあうこと。もちろん誰でも自由に参加できます。どこまで読んだ？面白い発見はあった？など、twitter &#038; コメント欄からぜひ教えてください！twitterの投稿にこの記事へのリンクを含めると、コメント欄にも自動で表示されます。(この記事の短縮URL) http://bit.ly/cNfTZI]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>「パリジェンヌ」じゃなくて「パリの女」なのがこの本のポイントだ。<br />
最初に発行されたのは1954年。オランダ人の写真家ニコ・ジェスのモノクロ写真と、フランス人作家アンドレ・モーロワによる、パリの女性に関するエッセイが半々で構成される。では「パリジェンヌ」と「パリの女」の違いはなんだろう？　<br />
モーロアはこう書いている。</p>
<p>「パリジェンヌはひとつの概念であり、パリの女の存在はピトレスク（絵画的）で個人的だ」<span id="more-4597"></span>。</p>
<p>作家たちがつくりだしたパリジェンヌの幻想から解き放たれた1950年当時のパリの女性は、個性あふれ、教養があって、向学心に燃えている。ページにはさまざまな職業の女性たちが登場する。作家、女優、実業家、モデル、ダンサー。それだけじゃない。郵便配達人、宝くじ売り、セーヌ河畔の古本屋、市場の野菜売りに、路上の風船売り、工場労働者、絶滅間近の電話交換手。<br />
当時、パリには120万人の男性に対して150万人の女性がいたという。もともとの男性の種の弱さに加えて、戦争による出兵による減少もあった。多くは地方からやってきた女性たちは、いままで男性がおこなってきた仕事にも果敢にその活動を拡げていった。美人が多いわけでもないし、野暮ったいファッションだったりもする。しかし自分の仕事に打ちこむ女性たちは誰もがとても魅力的に見える。そして最後に登場するのは、そう、パリの恋人たち。パリの女は恋をするのも大切な仕事だ、今も昔も。モーロアはこうも書いている。</p>
<p>「パリは女の都である。なぜなら、女のための男がいるから」。</p>
<p>数年前からパリの女性の出生率の向上が話題となった。もちろん政策的な優遇処置や、社会のシステムも原因のひとつだろう。でもこの写真集を見れば、パリという都市が世界にも稀な、女性がプライドをもって生きることのできる場所だったことがなによりもの原因だということが理解できるはずだ。</p>
<p>【PAPERSKY BOOK CLUB 8月-9月の本】<br />
<a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4314010657?tag=kneehighmedia-22&#038;camp=1027&#038;creative=7407&#038;linkCode=as4&#038;creativeASIN=4314010657&#038;adid=09N8YNVA35BKV598FNQN&#038;">パリの女</a><br />
アンドレ・モーロア　著／ニコ・ジェス　写真／朝吹登水子　訳<br />
紀伊国屋書店  ￥2,940</p>
<p>【ペーパースカイ・ブッククラブのご案内】<br />
ブッククラブの活動は、2ヶ月に一冊ずつ、おすすめの本を皆さんと一緒に読み進めていきながら、オンラインでその体験を共有しあうこと。もちろん誰でも自由に参加できます。どこまで読んだ？面白い発見はあった？など、twitter &#038; コメント欄からぜひ教えてください！twitterの投稿にこの記事へのリンクを含めると、コメント欄にも自動で表示されます。(この記事の短縮URL) http://bit.ly/cNfTZI</p>
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		<title>ワイルドマウンテンにずっと住みたい</title>
		<link>http://www.papersky.jp/2010/06/11/wild-nakano/</link>
		<comments>http://www.papersky.jp/2010/06/11/wild-nakano/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 10 Jun 2010 22:45:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator>江口宏志</dc:creator>
				<category><![CDATA[book]]></category>
		<category><![CDATA[jp]]></category>
		<category><![CDATA[papersky club]]></category>

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		<description><![CDATA[次に住むならワイルドマウンテン町に住みたい、という人は多いはずだ。もちろん僕もそのひとり。ん、なんのこと？って人に念のためワイルドマウンテンのことを説明すると、ある日、中野区に巨大隕石が落下して大きな岩山ができる。この地はワイルドマウンテン町と名づけられ、元・地球防衛軍隊長、菅菅彦（スガスガヒコ）が町長として赴任する。最初は菅彦ひとりだった住人も、淵野辺さん、その孫であり、町でたったひとりの子どもの銀造、そして岩山に張りついた、テレパシーで会話する巨大岩、ハガレゴッドとその仲間たちと、菅彦の努力のかいもあって住人は増えてきて徐々に発展していく。あっちこっちで恋も生まれる。一見、平和に見えるワイルドマウンテン町と菅菅彦だが、じつは彼が地球防衛軍時代に地球に衝突しようとする隕石を撃ち損なったことで生まれた場所であるという秘密を抱えている。とぼけた展開から、まさかのシリアスなロボット対人間の香港での格闘編を経て、メディアからの攻撃という現実世界との軋轢。ワイルドマウンテンの未来はいかに…。というのがおおまかなストーリー。 でも、完結したこの漫画の楽しみ方はむしろストーリーとは別に繰り広げられる（ように見える）小ネタの数々。ジャズのことをまったく知らない菅彦が知ったかぶりするくだりや、音楽好きには毎回のタイトルにもニヤリとさせられる。住んでいる場所でも旅先でも、自分と世界を親密なものにするのは、ちょっとしたつながり。ずっと続いてほしかった居心地のいい町の話だ。 ワイルドマウンテン（ １～８） 本秀康　著 小学館 ￥630～700（各巻）]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>次に住むならワイルドマウンテン町に住みたい、という人は多いはずだ。もちろん僕もそのひとり。ん、なんのこと？って人に念のためワイルドマウンテンのことを説明すると、ある日、中野区に巨大隕石が落下して大きな岩山ができる。この地はワイルドマウンテン町と名づけられ、元・地球防衛軍隊長、菅菅彦（スガスガヒコ）が町長として赴任する。最初は菅彦ひとりだった住人も、淵野辺さん、その孫であり、町でたったひとりの子どもの銀造、そして岩山に張りついた、テレパシーで会話する巨大岩<span id="more-3452"></span>、ハガレゴッドとその仲間たちと、菅彦の努力のかいもあって住人は増えてきて徐々に発展していく。あっちこっちで恋も生まれる。一見、平和に見えるワイルドマウンテン町と菅菅彦だが、じつは彼が地球防衛軍時代に地球に衝突しようとする隕石を撃ち損なったことで生まれた場所であるという秘密を抱えている。とぼけた展開から、まさかのシリアスなロボット対人間の香港での格闘編を経て、メディアからの攻撃という現実世界との軋轢。ワイルドマウンテンの未来はいかに…。というのがおおまかなストーリー。<br />
でも、完結したこの漫画の楽しみ方はむしろストーリーとは別に繰り広げられる（ように見える）小ネタの数々。ジャズのことをまったく知らない菅彦が知ったかぶりするくだりや、音楽好きには毎回のタイトルにもニヤリとさせられる。住んでいる場所でも旅先でも、自分と世界を親密なものにするのは、ちょっとしたつながり。ずっと続いてほしかった居心地のいい町の話だ。</p>
<p><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4091883621?tag=kneehighmedia-22&#038;camp=1027&#038;creative=7407&#038;linkCode=as4&#038;creativeASIN=4091883621&#038;adid=0XT6WZBN8TPTQ952YMZ6&#038;">ワイルドマウンテン</a>（ １～８）<br />
本秀康　著<br />
小学館<br />
￥630～700（各巻）</p>
]]></content:encoded>
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