Menu Links
  • Photography: Evan Lin
  • Photography: Evan Lin

Teva®と巡る古くて新しい台北

, 2019/05/22

次々と新しいビルやショップが建ち、街中が建設中な一方、路地には夜市の屋台が立ち並び、バンヤンツリーの茂る朝の公園では老人たちが太極拳に勤しむ台北の街。そんな古さと新しさの同居する台北をTeva®で歩いた。

台北では、古めかしいものをたくさん見つけることができる。たとえば、夜市の屋台の群れ。道端で野菜を売る商人。苔で黒ずんだ年代物のビルディング。狭く入り組んだ路地裏。街中に点在する寺院…。一方で、台北は新しいものにも、そこかしこで出会うことができる街でもある。未来的なショッピングセンター、完璧に管理されたMRT(公共交通システム)、次々と現れては消える新たなスイーツショップやカフェ、ローカルアーティストのCDやZINE。そんな「古くて新しい」台北の、現在に触れるツアーに出かけよう。

まず、スタートは言わずと知れた「國立故宮博物院」。複雑な歴史を経てここに収められた清朝が所蔵した名宝の数々からは、現在の台湾に文化的にも政治的にも色濃い影響を与えている中国の歴史と文化の凄みに触れることができる。

一方、現在進行形の台北のフレッシュなアートシーンに触れたければ、2016年にオープンした中山区の「朋丁(pon ding)」を訪れるといい。3階建ての古い建物を改修した店内は1階がカフェ&ブックストア、2〜3階がギャラリーとなっており、台湾の若手アーティストを中心とした展示がいつでも見ることができる。1階のブックストアでは台湾人アーティストのZINEやアートピースが手に入る他、いま、盛り上がりを続ける台湾産のクラフトビールまでもが豊富にそろう。

そして忠孝復興にある「samplus」は、いま、世界で最もクールなアウトドアショップかもしれない。日本のハイキングギアメーカー「山と道」と台北のセレクトショップ「COW RECORDS」が協力して運営する広い店内にはまるでギャラリーのようにアウトドアギアが置かれ、しかもそこにあるのは「山と道」をはじめとした、日本国内でもめったに見られない(しかし一部には熱狂的なファンをもつ)日本のスモールブランドのプロダクトが中心にセレクトされているのだ。「日本のショップ以上に日本のマニアックなプロダクトを扱う台北のショップ」という構造は、眩暈を覚えるほど興味深い。

そんなふうに、変わりゆく現在の台北を象徴する存在が、長らく放置されてきた古い建物や施設をリノベーションしてつくられた複合施設の存在だ。日本統治時代のたばこ工場跡地につくられた「松山文創園区」の広い構内にはギャラリーやカフェ、セレクトショップやクリエイターのオフィスが入り、アートイベントも頻繁に行われている。歴史の重みを感じさせる建物を散策すれば、興味深い何かに次々に出くわすはずだ。

そんな「松山文創園区」のなかでもトラベラーにおすすめなのが、「Not Just Library」という会員制図書館。台湾では現在こうした私設図書館が盛んで、カフェやギャラリーに併設されていることも多く、この「Not Just Library」も会費を払って利用する方式だが、1日50元で使うこともできる。広く落ち着いた雰囲気の館内は欧米や日本のアート系を中心とした本でぎっしりと埋まり、半日はあっという間に過ぎ去ってしまいそう。館内にはソファや、仕事や勉強のできるデスクも設置されているので、喧騒の台北に疲れたらここでひと休みをして、また街歩きに出かけよう。Teva®のサンダルは、そんな台北の街を歩くのにぴったりだ。とくに水に浮くほど軽いEVA製の「ハリケーン ドリフト」は旅行用のサブシューズとしても最適だし、サポート性とやわらかさを兼ね備えた履き心地は、雨の多い台北でも気にせずどんどん歩いていきたくなるほど。 

おしまいに、「古い台湾」といえば、やはりお茶。茶屋に行き、座って店主と語らいながら長い時間をかけてあれこれ試飲をするのは、いまも昔も台湾の大人のたしなみなのだとか。富錦街にある「琅茶(Wolf Tea)」は、そんな台湾茶の世界に新しい風を吹かせている店だ。100%台湾産の茶葉と茶器にこだわりつつ、オーナーのアーウェン自らデザインを施した美しいパッケージや台湾人作家のつくる茶器に彩られた烏龍茶は、古いものを残しつつ、新しく生まれ変わろうとしている台北そのものに見えた。

Teva®
jp.teva.com
 
» PAPERSKY #59 TAIWAN|Hike & Bike Issue

Tags:









旅を提案するサイクリスト|Outdoor People in Taiwan 4

顧客に合わせて異なるサイクリングルートをデザインすることは、ウィリアム・ホーに特別な達成感をもたらす… »STORY

台湾の滝、渓谷の美しさを探して|Outdoor People in Taiwan 3

地形が複雑で雨も多く、河川の水流が強い台湾は、沢登りやキャニオニング好きにとって格別な場所だ。20年… »STORY

独特の視点をもつ自転車デザイナー|Outdoor People in Taiwan 2

10年ほど前、世界的に人気のあったピストバイクに惹かれたのが、ビリー・ツァイと自転車との出会いだった… »STORY

植物に命を燃やす、プランツハンター|Outdoor People in Taiwan 1

台湾の南方、屏東にある原種の植物保護を行う「辜嚴倬雲植物保護センター」のスタッフとして働く洪信介。彼… »STORY

Kit for Hike & Bike Travelers ハイキングと自転車旅の道具

ハイクとバイクを横断する旅には、道具選びにも機能性と軽量性、そして柔軟性が求められる。台北で「COW… »STORY

Day6 | 海岸線をひた走り、ついに台東に到達する

いよいよ最終日。旅も6日目となると、このパーティもすっかり「チーム」となっていた。大人っぽかったり子… »STORY

Day5 | ペダルを漕いで、漕いで、漕ぎまくる

光復からは、昨日走ってきた国道9号線ではなく、よりローカルな県道193号線を選んだ。ここは台湾原住民… »STORY

Zoo Travel Cards | PAPERSKY STORE

RAYNG STUDIOが手がける、台湾版・十二支カードゲーム。台湾では「十二生肖牌(老鼠牌)」とも… »STORY

Taiwan KOM Challenge 世界で最も過酷な自転車レース

「世界で最も過酷」と呼ばれる自転車レースが台湾にある。どのくらい過酷かというと、標高0mのスタート… »STORY

Day4 | 自転車に乗り換え、熱帯へと向かう

トンネルを抜けると陽が射した。それはこの旅で台湾に来てから初めて見る太陽で、まさにいま旅のフェイズが… »STORY

台湾は「玄関を開けたら登山口」

3,000m級の山々が連なる台湾は、日本以上の山の国だ。そんな台湾のハイカーで、アメリカのパシフィッ… »STORY

Day3 | 古い交易路をたどって、ついに海に到着する

ハイク最終日は陽明山から海まで25kmを一気に歩きとおす計画で、この日はエヴァンの友人で、ゴールの金… »STORY

PAPERSKY HIKE & BIKE Taiwan @ Not Just Library

PAPERSKY 台湾特集の発行を記念し、PAPERSKYがキュレーションする「Hike & Bik… »STORY

Taiwan HIKE & BIKE movie by Evan Lin

PAPERSKY 台湾特集のフォトグラファー・Evan Linが撮影した、Taiwan HIKE &… »STORY

Day2 | 小学校で大歓待を受け、雲の中でキャンプする

朝いちばんで学校の体育館に招かれ、台湾伝統の人形劇を観劇させていただくことになった。なんでもこの平等… »STORY

同じようでどこか違う、漢字の国

ドイツの蒸留所にいたころは車に乗って、いろいろなところを訪れた。アウトバーンを1時間も走ればスイスや… »STORY

PAPERSKY INTERVIEW 尾崎“Jackie”光輝/アウトドアギアクラフトマン

新進気鋭のガレージメーカー「JMW:Jindaiji Mountain Works」を主宰する尾崎“… »STORY

Day1 | 台北から雨の森を歩き、山の小学校に泊まる

旅は故宮博物院のある、台北北部の士林駅から始まった。普通はここから陽明山までバスに乗るのだが、今回の… »STORY

知られざる山国|PAPERSKY mountain club

数年前、台湾へクライミングトリップに出かけた。最も有名な岩場は台北の北東に位置するシークリフ・龍洞(… »STORY

UNITED ARROWS green label relaxing GREEN TRAVEL vol.16 Taiwan

UNITED ARROWS green label relaxing × PAPERSKY「GREE… »STORY

都市を離れ「森の生活」を送る写真家のレンズに写った台湾の山々

「台湾」と聞いて即座に山のイメージを浮かべる人は、そう多くはないだろう。だが、最高峰3,952mの玉… »STORY

編集長ルーカスが選んだ台湾みやげ

編集長ルーカスが台湾でみつけた旅のおみやげが、PAPERSKY STOREに並んでいます。天然の桂竹… »STORY

山と道の夏目彰さんと台湾ハイク&バイクの旅

夫婦ふたりで始めたプライベートブランドから、日本のウルトラライト・ハイキングシーンをリードする存在へ… »STORY

加油! 加油!(がんばれ)!|Editor’s Note #59

加油! 加油! これは台湾語で「がんばれ!」という意味。今回、僕らは壮大な自然の風景と、「加油!」と… »STORY

PAPERSKY #59 TAIWAN|Hike & Bike Issue 台湾特集 発売

4月30日発売の「PAPERSKY」最新号(#59)は、台湾特集。かつてポルトガル語で「フォルモサ=… »STORY

PAPERSKY Soundtrack For Travelers
 旅する音楽 台湾編

次号PAPERSKYの特集は、台湾。4/30の発売に先駆けて、「PAPERSKY Soundtrac… »STORY

place
台湾

© 2008-2019 Knee High Media. All Rights Reserved.