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自転車の町の風景|Grandma on a bike

, 2018/01/23

このところ高齢者による自動車事故のニュースが多く、心が痛むばかり。それでも地方に暮らしていると、運転することを諦めてと簡単には言えないのが現状だ。最寄り駅まで歩いて30分以上、コンビニでさえ車で最低でも10分かかる……そんな町は日本各地にごまんとあるだろう。そういう場所では高齢者本人が運転しなくても車が必需品で、どこへ行くにも車移動が基準の思考パターンだ。しかしそんな町にも感心な人は存在する。同じ集落に住む80代のおばあさんは、自転車の名人。畑へ行くにも駅へ行くにも(三輪車ではない)自転車。もちろん、腰が曲がっていて歩くことが容易ではないというのも理由のひとつなのだけど、自ら動こうという気持ちがエンジンにもなっていて、その姿はたくましく微笑ましい。

自転車を楽しむという点では、駅前でレンタサイクルが利用できたり、町にシェア自転車のスタンドがずらりと並んでいたりする風景は、今はもう珍しくない。輪行で愛車を持っていかなくとも、自転車は旅先のあちらこちらを楽しむ手段のひとつだ。自転車を活用した町づくりに取り組む自治体も、どんどん増えている。サイクルツーリズムの聖地・しまなみ海道を有する愛媛県今治市や広島県尾道市、県内各所のサイクルマップも充実している奈良県や琵琶湖一周で人気の滋賀県、先日ツール・ド・ニッポンを開催した秋田県など。さらに神奈川県茅ケ崎市や大阪府茨木市など都市部に近いところでも、自転車の町としての仕組みづくりに乗り出している。

大阪の茨木市は、市街地から北へ車で30分も走れば豊かな自然や里山が広がる。その恵まれた環境を生かし、「山とまちをつなごう」をキャッチフレーズに、自治体と民間があらためて地域の魅力を探り伝えようとしている。活動メンバーも、この取り組みがなければ北の山間部まで自転車で訪れたことがなかったというのだから、まずその一歩に意義があると思う。わが町を自転車の町、とうたう場合、そこに訪れる旅行者を対象とした取り組みや催しが多い。ただ前述したおばあさんや茨木の活動メンバーのように、地域に暮らす人が楽しそうに自転車に乗っている姿こそが、訪れる人にとって何よりの「自転車の町の風景」なんだろうなぁと、思ってやまない。

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