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  • Photography: Natsumi Kinugasa
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Tevaを相棒に、都会のなかで自然と遊ぶ

, 2017/09/06

スイスの魅力は雄大な自然だけではない。むしろチューリヒのような都市部において、自然にアクセスしやすい環境は、都市生活者の理想的な暮らしだ。 Tevaと一緒に街を歩いた。

国際空港があるスイスの玄関口、チューリヒ。国内最大の文化・経済都市でありながら、中心部にあるチューリヒ湖の水は飲料水にもなるほどの透明度を誇り、そこから流れ出るリマト川も美しく澄んでいる。都会の真ん中に泳げる湖や川があり、散歩やハイキングも日常茶飯事。リゾートに出かけなくても目と鼻の先に自然が溢れている。だから、この町を歩くには“Modern Outdoor”をコンセプトとするTevaが相性よい。町になじむモダンなデザインでありながら、あらゆるアウトドアアクティビティに対応してくれるスニーカーは、都会も自然も両方楽しめる街ほど活躍してくれるからだ。

まずは、チューリヒ発祥の地と呼ばれるリンデンホフから散策をスタート。旧市街の真ん中にある高台の公園で、リマト川と右岸の旧市街を一望できるビュースポットだ。“トゥーリクリム”と呼ばれたローマ時代の城塞跡で周辺から遺跡が発見されている。対岸には大聖堂、グロスミュンスター。こちらは12世紀頃に創設されたロマネスク様式の大聖堂で、現在のものは18世紀に再建された。そんな旧市街にあるランドマークから、晴れた日には遠景のアルプスの山々も望める。広場では野外チェスやボールゲームに興じる老人、ピクニックをしているファミリーもいて、市民の憩いの場になっている。

白鳥が泳ぐリマト川を南下すると、市内から南東に延びる三日月形のチューリヒ湖が現れた。湖で泳ぐ人々の姿もちらほら見受けられる。海水浴ならぬ湖水浴はスイス人にとっておなじみの文化として根づいているため、リドと呼ばれる天然プールも充実している。なかでも「Seebad Utoquai」は、チューリヒ湖につくられた歴史ある天然のプール。 更衣室やカフェを併設し、囲いからは湖に出ることができる。海との違いは、波や流れがないので水浴しやすい点。塩分や砂がないので、肌もべとつかず、汗をかいたらシャワー代わりにざぶんと入ってリフレッシュして帰る、なんて人も多い。それも澄みきった美しい水ゆえできること。こんな都市はあまりない。

さて、ひと泳ぎして小腹が空いたらベジタリアンフードはいかがだろう。市の中心部にある「Hiltl」は、1898年創業、ヨーロッパ最古のベジタリアンレストラン。テーブル席でオーダーもできるが、人気はビュッフェスタイル。グラムによる計り売りで、メニューもざっと100種類はくだらない。営業時間も長く、地元の人だけでなく観光客でも入りやすいのが嬉しい。

この街は建築やデザインについても見どころが多い。チューリヒ湖のそばには「ル・コルビュジェ展示館」がある。パリを拠点に活躍したコルビュジェだが、れっきとしたスイス出身の建築家。コルビュジェの仕事のパートナーであり、友人であり、彼の作品のコレクターでもあったハイディ・ウェーバーのために設計した建物がこの展示館だ。コルビュジェの絵画やリトグラフ、彫刻や家具などが展示されている。そして、再開発地区にある複合デザインハウス「Toni-Areal」も忘れてはならない。アートスクールやデザインミュージアムを併設し、“Schaudepot(見る倉庫)”というその名のとおり、グラフィックやパッケージデザイン、イラストレーション、ファニチャーといった古今東西の膨大なコレクションをアーカイブする。ガイドツアーを行っているので、保存・管理されている倉庫を見学することができるのだ。

世界で初めてストラップつきスポーツサンダルを生み出したTevaも、過去のアーカイブを大事にしながらモダンに進化していくことを目指している。アートスクールで出会った青年は、シックなジャケットとパンツにTevaのスニーカーをコーディネートしていた。耐水性と履き心地のよさからタウンユースはもちろん、軽いアウトドアにも履いているという。また、同じスクールに通う女子学生は、毎日のファッションに合わせやすくてヘビーローテーションだと語る。「太陽が出ればすぐにアウトドアで遊ぶから機能性もないとね」と笑顔で教えてくれた。

チューリヒに滞在していると、環境やライフスタイルの質の高さを実感する。ここに暮らす人々にとって、自然と共存することは特別なことではなく、生活の一部。文化や芸術に身近に触れながら、同時に自然と遊ぶアクティブなライフスタイルが日々を潤し、豊かなものにしてくれる。ファッション性と機能性を兼ね備えたスニーカーを相棒に、この町はどこまでも歩いていけそうだ。
 
Teva
jp.teva.com
 
» PAPERSKY no.54 SWISS | LANDSCAPE ART Issue

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