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  • Photography provided by: Pannier
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Pannierが紹介する、世界のバイクパッキング事情

, 2016/12/12

自転車の旅をテーマとした今回の特集のため、サイクルツーリングやバイクパッキングについて調べるうちに、ひとつのウェブサイトと出会った。「Pannier」という名のそのサイトには、イギリスやヨーロッパを中心に世界中から集められたツーリングのレポートやルートガイド、ハウツーなどが美しい写真やデザインとともに紹介され、併設されたウェブショップにはセレクトされた旅の道具が並び、さらにツアーやイベントなども行っていた。

「自転車で旅をすること」に根ざしたカルチャーやコミュニティを伝えるPannierを見て感じるのは、今、サイクルツーリングの世界に、まったく新しい何かが始まっているのではないかということ。それが何かを知りたくて、PAPERSKYはPannierとコンタクトを取ることにした。
 
—Pannierの”Our Vision”にある「自転車は世界を探検し発見するための最適な手段である」というステートメントに共感します。Panneirがそう考える理由を教えてください。

「自転車は大陸を旅するには充分なほど速く、興味深いものを見るには充分遅い」これは自転車冒険家フランク・ヴァン・レインの言葉です。これほど自転車の旅の魅力を簡潔に言い表した言葉を他に知りません。
 
—近年、自転車の旅は欧米で大きな盛り上りを見せていますが、その理由はどこにあるのでしょうか?

まず、前提として自転車の人気が高まったことで、そこにキャンプ道具を積んで未知の場所に行くことのすばらしさに気づく人が多くなったのではないでしょうか。また、長い間ラックとパニアバッグが自転車で荷物を運ぶ唯一の方法でしたが、この5年間に大きな変化があり、重いラックなしでも装備一式を自転車に積むことが可能になりました。そしてそれは、異なる種類のサイクルツーリングの可能性を開いたと思います。
 
—この5年間の大きな変化とは、バイクパッキングの登場ですね。バイクパッキングと従来からあるサイクルツーリングは、何が違うのでしょうか?

現在バイクパッキングという言葉は「オフロードのサイクルツーリング」という意味で使われることが多いですが、これはバイクパッキングが生まれたアメリカに未舗装路が多いからで、両者はいつかひとつに融合していくと思います。ラックとパニアを使うトラディショナルなサイクルツーリングはたくさんの道具を持ち運べますが、バイクパッキングのセットアップは最低限の荷物しか持ち運べません。ですが、決断と向き合う意味ではよい方法です。
 
—日本はアメリカとは国土があまりに違い、平坦なジープロードを長時間も走るようなバイクパッキングができる場所はほとんどありません。イギリスでのバイクパッキングも、アメリカとは異なるのでしょうか?

イギリスの自然地域や国立公園は広大ではありませんが、乗馬用の道や自然歩道、林道が張り巡らされています。ですが、スコットランドの高原地帯やウェールズの一部を除いて、人里離れた場所を旅することはイギリスでも難しいので、数日から1週間程度の短い旅に私たちはフォーカスしています。
 
—今考えている旅のプランはありますか?

まずはスコットランドのグラスゴーからフォートウィリアムまで、ふたつのスコッチ醸造所をつないで走る予定です。途中バイクハイクで山に登ったり、無人の小屋に泊まったり、キャンプしながらね。私たちは時速15kmくらいでゆっくり旅をするのが好きです。そして道中でビールを飲める場所を見つけたら、いつだって休憩します。私たちは自転車で旅をすること…自転車に荷物を積み、街を抜け出し、小道や林道を走り、川のせせらぎを聞きながらをキャンプし、朝の焚き火とコーヒーのにおいを嗅ぎ、再び道に戻る…そのすべてを愛しています。
 
「自転車は、世界を探検し、発見するための最高の旅道具」をコンセプトに、サイクリストに向けた良質な情報を提供する、ウェブサイト「Pannier」。イギリスを拠点に、世界各地を旅するサイクリストに向け、ルートやキャンプスポットガイド、自転車旅に便利なアイテムなどを紹介している。
www.pannier.cc

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