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ロースターの飽くなき探究心から生まれたハウスブレンドコーヒー

ぐーん、ちっちっちっ、ぐーん、ちっちっちっ、、。扉を開けると焙煎機の動く小気味いい音と、コーヒー豆の香りが広がる。久留米絣などの伝統産業や、靴づくり、ゴム製品など、ものづくりの町として知られる福岡県久留米。2013年11 […]

06/15/2016

ぐーん、ちっちっちっ、ぐーん、ちっちっちっ、、。扉を開けると焙煎機の動く小気味いい音と、コーヒー豆の香りが広がる。久留米絣などの伝統産業や、靴づくり、ゴム製品など、ものづくりの町として知られる福岡県久留米。2013年11月、そんな町の一角にひっそり佇むコーヒー焙煎所「COFFEE COUNTY」はオープンした。
ふらっと訪れて質問をしながら10種類ほどあるなかからコーヒー豆を求める人、目の前でドリップをしてもらいながらその間に会話を楽しむ人、噂を聞きつけ遠方からやってきたという家族連れなど、きっかけは様々だが、一様にそれぞれの時間を楽しんでいる。
オーナーである森崇顕さんは中米を中心に毎年コーヒー生産者のもとを訪れる。
「生産者との関わりや流通の透明性を自分の目で確認することと、生産者とのやり取りや会話のなかから新しい風味のコーヒーが生まれることもあるんです。現地を訪れることで責任を持ってお客さまに提供できますし、農園の人々の人柄やその土地の風土まで伝えていきたいと考えています。」
直接農園を訪れ、その土地の風土と人に触れながら、手摘みされたコーヒー豆を自らの感覚で焙煎し、提供する。その真摯でまっすぐな眼差しから選び抜かれた豆をバランスよくブレンドしたのが「GS Special House Blend by COFFEE COUNTY」。
「中米産の豆をベースにすることで華やかさのあるコクと味わいに明るさを、そしてブラジルのチョコやナッツのような風味で親しみやすさを、ナチュラル精製の豆でフルーティな味わいを表現した」と森さんは語る。彼の体験をコーヒー豆とともに焙煎し、それぞれのコーヒーを楽しむ時間に提供する。その飽くなき探究心の火が消えることはない。
 
STÜSSY Livin’ GENERAL STORE presents
GS Special House Blend by COFFEE COUNTY
 
STÜSSY Livin’ GENERAL STORE
ステューシー リヴィン ジェネラルストア
南カリフォルニアで生まれたクロージングブランドSTÜSSY(ステューシー)が「新しい価値観」を提案すべく2011年よりスタートさせたレーベル。飽きることのない、生活に根づいたクオリティグッズを独自の編集力で集めている。
stussylivin.jp
» PAPERSKY #50 Rio de Janeiro | Bossa Nova Issue