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ひと鍋パスタの山ごはん

, 2015/08/19

山のごはんはフリーズドライが多くなる。軽いし燃料の節約になる。近所のスーパーで買えて、しかもおいしい。とはいえ、毎回フリーズドライばかりでは飽きてくる。アルパインクライミングならいざ知らず、それほど重量にシビアにならなくてもよい縦走や仲間とののんびり登山の食事がフリーズドライだけではなんだか味気ない。先日、山仲間が山ごはんにおすすめだと一冊の料理本をくれた。タイトルは『ひと鍋パスタ』。

「ひと鍋パスタ」はその名のとおり、ひとつの鍋でつくるパスタのこと。クッカーひとつでできるから装備も減るし片付けも簡単。しかもパスタを茹でずに具材と一緒に煮るので水が最小限で済み茹で汁も残らない。水の貴重な山ではありがたい。具材やパスタの種類によってつくり方は異なるが、大まかには以下のとおり。
1、野菜などを炒める。
2、水とパスタを加えて煮る。
3、水分をとばして味を調える。

これだけである。お湯を沸かしてパスタを茹でる時間が省けるので時間と燃料の節約にもなる。本当にこれでできるのか? 半信半疑で実際に簡単なパスタをつくってみた。

まず、クッカーにオリーブオイル(携行が面倒だがおいしいごはんのために我慢)を入れてタマネギとウインナーを炒める。テフロン加工の鍋を使うと焦げつかないし片づけが簡単。素材に火が通ったら水と塩、パスタを投入。水は具材やパスタの量や種類によるのでとりあえず180ccほど。パスタはサラダ用の早茹でタイプを1人前。長かったので半分に折った。パスタの上に野菜をのせればパスタをきちんと煮込める。ふたをして煮込み、水分がなくなってきたら市販のトマトペースト(小分けにされていて携行に便利)とコショウを入れて炒める。パスタが硬かったので水を入れて調整してしまったが、そのあたりはご愛嬌。水分をとばし、味を調えてバジルを散らしたら完成。調理時間は10〜15分ほど。食べてみると確かにパスタ。味が染み込んでなかなかおいしい。

1、2、3の基本を元に具材や味つけを変えればOK。つくり方の詳細やレシピは本やインターネットで紹介されているのでそちらをご覧あれ。

ひと鍋パスタ
堤人美 新星出版社

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