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Smartwool×PAPERSKY WHOSE SOCKS? vol.9 写真家 平野太呂さん

本誌との連動企画「smartwool × PAPERSKY WHOSE SOCKS?」。通気性と保温性にすぐれたスマートウール社のソックスを、毎号、アウトドアやスポーツ等、さまざまな分野でご活躍の方々に履いていただき、本 […]

08/01/2013

本誌との連動企画「smartwool × PAPERSKY WHOSE SOCKS?」。通気性と保温性にすぐれたスマートウール社のソックスを、毎号、アウトドアやスポーツ等、さまざまな分野でご活躍の方々に履いていただき、本誌ではゲストの足下の写真だけを掲載、それが誰の足かを想像し、ウェブサイトでゲストを紹介するといった企画です。
平野太呂
Smartwool×PAPERSKY WHOSE SOCKS?
ANSWER : 写真家 平野太呂さん
第9回目のゲストは、スケートボードをライフスタイルにする、写真家の平野太呂さん。スケートボードの写真にはじまり、現在はファッション写真を中心に雑誌などで活躍する平野さんに、スケートボードとの出会いやその魅力、そしてスケートボードと写真の関わりなど、お話をうかがいました。
「スケートボードをはじめたのは、中学生の頃。当時は学校が終わると毎日のように、下北沢や渋谷、新宿あたりへ出かけ、友だちとよく滑っていました。中学校から高校にかけては、まさにスケートボード三昧の日々。それが大学受験を目の前にして、スケートボードをする時間がなくなり、数年間、スケートボードから離れた時期がありました。1992年〜93年頃のことで、ちょうどスケートボードのスタイルが変わりつつある時期だったんですよね。小さなウィールのスケートが流行ってきて、そのスタイルが自分には合わないような感覚もあって、しばらくはスケートから離れていました」
その後、またスケートボードを始めるきっかけになったのは、あるスケーターの復活だったと平野さんはいいます。
「ちょうど同じ時期にスケートボードから離れていたマーク・ゴンザレスが復活したんです。街を歩いていたら、スケートボードのビデオが流れていて、ふと見たらマーク・ゴンザレスが大きなウィールのスケートボードでスピードに乗って坂を下っていた。それは昔のスケートスタイルのままだった。その姿に感動して、自分もまたスケートをしてみようと思うようになりました」
その頃、大学でアートとしての写真を勉強していた平野さんは、当時見ていたアメリカのスケート雑誌に影響を受け、見よう見まねでスケートボードの写真を撮り始めます。
「大学卒業後、出版社のスタジオでアシスタントとして働くようになって、そこでライティングのことやシャッタースピード、さまざまなレンズの使い方など、技術的なことを学びました。そしたらスケートの写真も、アメリカのスケート雑誌で見るような写真が撮れるようになって。ちょうど日本でもスケートボードの専門誌『WHEEL』が創刊されることになり、スケート写真を発表する場も出てきたんです」
スケート写真を撮影することで、学生時代から悶々と悩んできた「アートとしての写真」という問いに対して、はっきりした答えが見えてきたといいます。
「スケート写真の場合、被写体となるスケーターが技を成功させなければ、いい写真にはなり得ない。その上で写真としてのクオリティがどうかということが判断基準になるから、答えが明確なんですよ。白黒はっきりした世界だから、スケート写真を撮影していることが、アートとして写真に取り組む側面へのリハビリみたいな感じになりました」
そんな平野さんに改めてスケートボードの魅力についてたずねてみると、こんな答えが返ってきた。
「スケート写真を撮影しているうちに、スケートボードはうまい下手の世界じゃない、ひとつのカルチャーだと気づきました。マーク・ゴンザレスの復活に感動し、改めて彼に魅了されたのは、スケートの技術ではなく、そのスタイルなんだと。僕のなかでは、マーク・ゴンザレス自体が、もうスケートボードだと思っているところがあります。どのスケーターもそれぞれのスタイルを持っていて、そこがスケートボードの魅力じゃないかと思います」
いつでも滑れるように、車にはスケートホードを積んでいるという平野さん。この日、積んでいたボードは、自分でカットし、穴を開け、ペイントも施したものだという。そんなこだわりのスタイルを持つ彼に、スマートウールの履き心地を聞いてみた。
「じつはスマートウールを履いて、スケートをしたことはないんです。スケートをする時はダイレクト感がある方がいいので、薄手のソックスを選ぶのですが、このスマートウールもいいですね。これから履いて滑るのが楽しみです」
取材後、撮影の仕事で海外へ向かうという平野さんは、荷物のなかにスマートウールを入れて旅立っていった。
» スマートウール
 
PhD RUN グラジュエイティッドコンプレッションウルトラライト
¥3,570
爪先からふくらはぎまで段階的にコンプレッションを変化させることで血流促進と乳酸低下を狙った機能ソックス。足裏感覚を重視したウルトラライトノンクッション。
素材:メリノウール50%、ナイロン45%、ポリウレタン5%
カラー:シルバー、ブラック、パンチ
 
PhD トーソックマイクロ
¥2,205
5本指に分かれたウルトラライトノンクッションソックス。快適性や指の運動性を重視する方におすすめ。
素材:メリノウール57%、ナイロン40%、ポリウレタン3%
カラー:シルバー、アークティックブルー、オレンジ、ブラック
 
PhD RUN ウルトラライトマイクロ
¥1,680
クッションを省いた、薄くて軽快なランニングソックス。
素材:メリノウール54%、ナイロン44%、ポリウレタン2%
カラー:シルバー、グローグリーン、オレンジ、グラファイト、ブラック
 
PhD RUN ライトミニ
¥1,785
ソール部分のみクッションを配置して必要最低限のショック吸収性を持たせたランニングソックス。
素材:メリノウール70%、ナイロン28%、ポリウレタン2%
カラー:シルバー、オレンジ、グラファイト、ブラック
 
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