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アベニューホテル・コペンハーゲン

チボリ公園の目の前を通っているアンデルセンブルバードを北に2㎞ほど行ったところにある「アベニューホテル・コペンハーゲン」。ここは1899年に設立された由緒正しきホテルで、チボリのメインゲートをデザインしたエミル・ブリック […]

04/12/2013

チボリ公園の目の前を通っているアンデルセンブルバードを北に2㎞ほど行ったところにある「アベニューホテル・コペンハーゲン」。ここは1899年に設立された由緒正しきホテルで、チボリのメインゲートをデザインしたエミル・ブリックフェルド氏が手がけたことでも知られている。老朽化のため2004年に8ヵ月間かけてリノベートされたが、レンガを基調とした外観の重厚感と温かみはいまだ健在。1972年からミシュランガイドで3つ星を獲得しつづけているのも納得のつくりで、アーティストたちがよくデッサンにくるスポットでもあるそうだ。
ホテルの1階にはラウンジがあり、夜は暖炉とともにお酒が楽しめるスペースになっている。まるで自宅にいるかのような雰囲気で、編集長のルーカスや東野翠れんさんもお気に入りだった。中庭もあるので、天気の日にはここで読書するのもいいだろう。ちなみにかつて、コペンハーゲンでは6日間かけた自転車のレースが開かれていたのだが、出場する選手の多くがここに泊まっていたのだとか。もちろん、無線LANも完備しているので安心してインターネットが楽しめる。さらにレンタル自転車(1日/120DKK)も用意されているので、ホテルから自転車で街に繰りだすのもいいかもしれない。ここを拠点にデンマークをまわれば、充実した時間が過ごせることまちがいなしだ。
This excerpt originally appeared in Papersky’s DENMARK | cycling issue (No.31) (Denmark).