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ランチタイムはビーチへ|Sauvie Island Run

アウトドアで遊べば遊ぶほど、会社での評価が高まる。ティムとマリグレイスはオフィスで日々、こんな説法を聞いている。二人はポートランドに本社を置くフットウェアブランド「KEEN」のスタッフだ。この日はたまたま時間が合ったため […]

05/11/2012

アウトドアで遊べば遊ぶほど、会社での評価が高まる。ティムとマリグレイスはオフィスで日々、こんな説法を聞いている。二人はポートランドに本社を置くフットウェアブランド「KEEN」のスタッフだ。この日はたまたま時間が合ったため、昼休みにちょっとドライブをすることに。コロンビア川沿いにあるお気に入りのトレイルコースに走りにやってきた。
「市内から車で1時間強も走れば3000m級のフッド山にだって行けるし、海や川、森だって近い。だからうちの会社はこの場所を拠点に選んだんだ。僕らが土とか雪とか砂利とか、いろいろな環境のアウトドアで遊ばないといいシューズなんてつくれる訳ないだろ?」
ティムは晴れた日にはランニングをほとんどしない主義。ポートランドのほどよい坂道で、マウンテンバイクを楽しみたいからだ。今日はちょっと小雨だから、ここでシューズの感覚をチェックすることにした。このコースなら土、泥、ターフ、砂、砂利とさまざまな環境が揃っているからだ。
「まるで海辺のようにも見える、広い川沿いの砂浜。ちょっと変わってて好きなトレイルなんだ。コースは林のなかに入ったり、川に出たりとゆるやかに変化して、ちょっとしたリゾート気分にもなれる。ゴールの灯台までは10kmくらい。ここでは釣りも楽しめるんだ。昼休みはいつもこうやって走ったり、ランニングしたりして時間を使ってる。うちの会社は、きちんと仕事さえしていれば、昼間からなにをしようが文句を言われない。あっ、これも一応、仕事なんだけど…」。
ふたりは気持ちのいいビーチで快調にラン。ちょうど週末、街で開催されるクロスカントリーレースに向けて調整中だ。同時に、仕事にも余念がない!