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バイパヒの植物公園でフラワー・ツアー|タヒチ (3)

2007年9月にオープンしたバイパヒの植物公園。道沿いの三角形の赤い看板が目印だ。タヒチの植物相を、できるだけ自然の状態でわかるように、というコンセプトのもとにつくられたこの公園は、タヒチの花々を観察するのに、ぴったりの […]

11/08/2011

2007年9月にオープンしたバイパヒの植物公園。道沿いの三角形の赤い看板が目印だ。タヒチの植物相を、できるだけ自然の状態でわかるように、というコンセプトのもとにつくられたこの公園は、タヒチの花々を観察するのに、ぴったりの公園といえる。ここには特にガイドなどはいないので、植物が大好きというタヒチ観光局のロルフィーさんに案内してもらった。
黄色いトランペット型のプーワンはブラジル原産で、明るい緑の葉をもち、よい香りのする、タヒチではよく栽培されている花。黄色のほかにサーモンピンクやくすんだ薄紫のものもある。また、オプヒとタヒチ語で呼ばれるジンジャーの花には赤とピンクがある。原産は東南アジアだが、タヒチの気候によく合い、ここでは一年中花をつける。その発色の美しいつややかな花が好まれて、ブーケなどによく使われるという。ほかにもティアレをはじめとする素晴らしい香りのガーデニア類、赤、ピンク、黄色、オレンジと、多種多様な色と花形のハイビスカス、暗赤色の大きな花の元にかわいい青い実をつけたバナナ、黄色の縁取りのある赤い鳥のくちばしが並んでいるような、面白い花形のへリコニアなどなど、ひとまわりすると、タヒチの代表的な花をたくさん見ることができる。敷地内には滝もあり、神聖な木として大切にされているバニアンの大樹が大きく枝を広げる下に、幻想的な紫色のスイレンの咲く大きな池が広がっているなど、変化に富んだ風景が楽しめるのも魅力だ。