「山で絵を描きませんか?」。前回のスノーシューイベントに続くマウンテンクラブ・イベント第2弾は、スケッチブックを持って山に行きます。場所は北アルプス、燕岳。花崗岩の奇岩が林立する独特の景観を持った燕岳を、山岳風景画家・吉田博は「画家が好む山」と言い、山の版画家・畦地梅太郎も好んで描きました。山小屋の中には畦地版画が小さなギャラリーのように飾られていて、稜線には彼の手による石彫りの山男がポツンと置かれています。さらの熊谷榧など今でも多くの画家に愛される燕岳は、日本で一番アートとゆかりの深い山と言えるでしょう。
そんな燕岳に登り、画家が愛した燕山荘(創設はなんと大正10年! 吉田博が北アルプスに通った時期と重なります)に泊まり、思い思いに絵を描いてたのしむのがこのイベントです。写実的でも抽象的でも作風は自由、上手い下手は関係ありません。登山前にスケッチブックをひとり1冊ずつお渡ししますので、スケッチだけでなく、絵日記を描くなどご自由に1冊の「山」を表現してください。帰宅してから写真などを使って完成させるのもいいかもしれません。山の上で絵を描く極上の時間を味わいながら、じっくりと山を観て見て絵を描くことで、少し違った山の姿が見えてくるはずです。
さらに、鄙びた中房温泉で汗を流した後は燕岳の山麓にある「安曇野ちひろ美術館」を訪れる予定です。野の花や自然の中で遊ぶ子どもたちを描いたいわさきちひろは、子どもの頃から登山に親しんだ絵描きでもありました。彼女の自然への眼差しは、創作の新たなヒントにもなるでしょう。ちひろ作品の他、世界中の絵本画家の作品が展示され、無添加食品や地元・松川村の食材を取り入れたこだわりのカフェや広いミュージアムショップもあります。
今年はアートな気分で山歩きをたのしんでみませんか? 参加ご希望の方は、クラブキャプテンの成瀬までメールにてご連絡ください。ご応募お待ちしています!
日時:2010年9月4日(土)〜5日(日) 1泊2日
参加費用:¥15000(燕山荘1泊2食付き宿泊費、中房温泉入浴料、安曇野ちひろ美術館入館料、スケッチブック、保険料)
集合場所:JR大糸線穂高駅(集合場所までは各自でお越し下さい)
集合時間:5:00AM。東京方面からお越しの場合、穂高駅に早朝到着する電車がありません。夜行バス「さわやか信州号」をご利用になり、「穂高」で下車していただくのが便利です(http://www.sunshinetour.co.jp/alps/tokyo-hakuba/index.html)。登山シーズンですのですぐに満席になってしまう恐れがあります。ご利用になる場合はお早めの予約を心がけてください。
スケジュール:1日目=穂高駅→中房温泉(登山口)→燕山荘(コースタイム4時間10分)、休憩&スケッチ、夕食、就寝。2日目=燕山荘→燕岳山頂(往復1時間)→朝食→スケッチ→中房温泉へ下山(2時間50分)→入浴後、安曇野ちひろ美術館→穂高駅または松本駅解散(17時頃)
持ち物/装備:鉛筆(消しゴム)、絵の具、ペン、色鉛筆などお好きな画材(スケッチブックは用意します)。その他、北アルプスの山小屋1泊が可能な装備と行動食。
応募先:メールタイトルに「マウンテンクラブ参加希望」とお書きいただき、●名前(カナ)、●郵便番号、●住所(カナ)、●生年月日、●性別、●自宅の電話番号、●携帯電話番号、●FAX番号、●連絡先メールアドレスを記載の上、naruseyohei@hotmail.com(成瀬洋平)までご応募ください。また、ご質問などございましたら、お気軽に上記メールアドレスまでご連絡ください。
応募締切:8月22日(日)
備考:燕岳は登山初心者でも登りやすい山ですが、イベントはツアー登山やガイド登山ではありません。ご自身の責任の下でご参加いただきますよう、よろしくお願いいたします。