PHOTO: SHINO CHIKURA

旅にも自転車にも 足袋がいい

春は、自転車がいつもより気持ちよく感じられる季節です。走ることに集中しているぶん、空や風の、街や花の、毎日のちょっとした小さな変化を“五感”が敏感に捉えているような気がします。
そんな私の足元では、大地とペダルを感じるのに「足袋」が活躍しています。メイド・イン・ジャパン、職人さんの手でつくりだされる地下足袋。京都発のブランドSOU・SOU(ソウソウ)のもので、いまのライフスタイルに、自転車ライフに欠かせないアイテムです。テキスタイルに光る日本らしいポップさ、つくり手の思いの虜。世界でもここにしか存在しない大事な履物だと思っています。ペダルから伝わるリズム、一歩一歩、歩いて感じる大地の感触。自転車に乗っていても降りても、しっくりくる気持ちのいい履物です。

そのSOU・SOUでは、08年からスポーツブランドle coq sportif1(ルコック・スポルティフ)とのコラボレーションにより地下足袋&タウンサイクリング向けのデイリーウェアを提案しています。自転車でめぐるのにちょうどいい町、京都のSOU・SOU。そして、自転車ロードレース、ツール・ド・フランスを1950年代からサポートしつづけてきた文化的背景をもつルコック。この両者による、毎日のサイクリングをちょっと楽しくするための試みは、「自転車が楽しい!」に気づく人を増やしてくれるのだろうなと、期待しています。

ちなみに私が好きな京都は、祇園のなかほどを流れる白川の清流。古い細い石橋と、柳のある水辺が文句なくいい。京都御所には、砂利道に幾重にも車輪が重なってできたチャリ道が走っているだけではなく、近くの梨木神社でくめる湧き水とパンを持って、敷地内のテーブルで外ごはんも気持ちいい。たとえばこんな時間、住むみたいに京都を楽しむのに自転車があればラクなのです。京都にちょうどいい自転車旅、足袋をはいてめぐってみませんか?
» SOU・SOU(ソウ・ソウ)

KaO
街を走るメッセンジャーを追っかけるメッセンジャーフリークな編集者。いまでは自転車がライフワークに。

sou・sou

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