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自然の中で音楽に触れる、親子で楽しむ野外ライブ

広場や森の中で行われる野外ライブの魅力は、自由なスタイルで音楽を思い思いに楽しめること。そして、ミュージシャンと客席との間を隔てるようなステージの段差を感じさせないこと。自然の中で、子どもと楽しむライブとあれば、その距離 […]

05/18/2010

広場や森の中で行われる野外ライブの魅力は、自由なスタイルで音楽を思い思いに楽しめること。そして、ミュージシャンと客席との間を隔てるようなステージの段差を感じさせないこと。自然の中で、子どもと楽しむライブとあれば、その距離はなおのこと近くなる。
ミュージック&キャンプを親子で楽しむ野外フェスとして、今年で3回めを迎えたマンモスパウワウ。ライブステージにはオレンジ色のマンモスが描かれたフラッグ、その前に置かれた珍しい打楽器、そしてマイク。まわりには、ネイティブ・アメリカンを思わせるティピが、とんがり頭をのぞかせている。ステージで演奏が始まると、大人も子どもも、何が始まるんだろうというわくわくした予感とともに、自然と音楽が鳴るほうにと集まってくる。虹やコウモリのフェイスペインティングをした子どもたちもいる。音楽にあわせて身体を動かしたり、ゆらゆらしたり、リズムをとったり、ジャンプしたり。静かに座って聴いていてもいいし、走りまわってもいい。それがパウワウのライブスタイルだ。そんな光景に、歌っていた高野寛さんがふと「子どもたちが楽しそうに走り回っていて、ここは楽園みたいだ」とつぶやいた。
テレビ番組「えいごであそぼ」でもおなじみのエリック・ジェイコブセンさんが登場すると、そのエネルギッシュなパフォーマンスに客席との距離は一層近くなった。「裸足になって歌うのが好き」と言いながら靴を脱ぎ、ギター片手にラグの上に立つ。掛け合いを交えた彼の曲はリズムの良いことば遊びのようでもあり、はじめて聴く音楽でも子どもたちはあっという間に覚え、すぐに一緒に歌えるようになっていた。ライブの後、キャンプ場の中をふらりと散歩するエリックさんに、子どもたちは「エリック!」と呼びかけ、エリックさんも「ハーイ!」とお互いに手を振り合う。一緒に歌い踊った者同士は、すぐに友達になり、仲間になる。富士山の麓で奏でられた音楽は、子どもたちの心に確かに響いていた。
エリックさんからのメッセージはこちら。

エリック・ジェイコブセン、高野 寛、イノトモ、ASA-CHANG×ううじん、シェーン W. エヴァンス、伊藤ゴロー、Taro、のなか かつみが参加したマンモスパウワウ・ライブの詳細は、マンモスオンライン特設ページへ。