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ニュージーランド、カウリの教会を使ったワイナリー

ニュージーランド南島南部、ワインの産地として有名なセントラル・オタゴ地方に、古い教会を改築したワイナリーがある。1993年に設立された「Waitiri Creek」。そのテイスティングルームとなっているのは、120年前に […]

03/15/2010

ニュージーランド南島南部、ワインの産地として有名なセントラル・オタゴ地方に、古い教会を改築したワイナリーがある。1993年に設立された「Waitiri Creek」。そのテイスティングルームとなっているのは、120年前にカウリの木を使って建てられた教会であり、暮らしの中に残る古いカウリの表情を間近に見ることのできる建物だ。1950年代以降はコミュニティーホールやライブラリーとして使われていたこの建物を、ワイナリーとして買い取ったのは2000年のこと。カウリの壁はまるで新築のように美しく磨かれている。
こうした古い教会はニュージーランド各地に残っていて、住居やB&Bの一部として買い取られたり、改築されてレストランやバーになっているものもある。
「この教会を買い取った時は、壁は全部漆喰で覆われていたんです。覆われていたから逆に木の保存状態がよかったのでしょう。漆喰をきれいにそぎ落とすのに2年かかりました」と、テイスティング用のワインを注ぎながらオーナーは話してくれた。
Waitiri Creek
Church Lane, SH 6 Gibbston Valley, Central Otago, New Zealand