ジョン・クルメリング氏が手がける上海万博 オランダ館
“better city, better life”をテーマに、今年5月に開催される上海万博。各国のパビリオンが着々と準備される中、そのユニークなフォルムから注目が集まっているのが、「オランダパビリオン」(オランダ館)だ。”Happy Street”をテーマに、まるでジェットコースターのように自由な曲線を描くストリート。通り沿いには、一つ一つ異なるデザインのカラフルな建物が並び、それぞれ水や宇宙、エネルギーなどをテーマにした仕掛けがあるという。この建築を担当しているのは、以前Paperskyのオランダ特集(no.3)で取材したアーティスト、ジョン・クルメリング氏。アートとも建築ともつかぬ”謎の物体”を制作する・マッド・プロフェッサーとして名を馳せる彼は、作品や設計図など何もかもがメチャクチャに散らかった自宅アトリエで妻子とともに暮らしながら、さまざまなプロジェクトを手がけている。
「商店や映画館、農場、工場など、町に揃っていたらいいと思うあらゆる建物を並べたんだ。ジェットコースターのように曲線を描きながら、空へと続いていく道。振り返ってみれば、それはとても中国らしいということが分かったんだ。形が八の字に似ているだろう。もともとはジェットコースターのイメージなんだけど。中国では、8は幸福と無限を表すとても縁起のいい数字なんだ。それはハッピーな偶然だったよ」
ガソリンスタンドのポンプから水を飲めたり、四本足の王冠(?)など、楽しい仕掛けも盛りだくさん。他のパビリオンが,出入口が一つしかない四角い建物という中で、このパビリオンはオープンエアーであり、どこからでも自由に入ることができる。ジョンによれば、それは完全に開かれた社会を表現しているものなのだとか。こんな楽しそうな町に住んでみたいと思わせる展示になることだろう。http://www.happystreet.nl/では、建築中の会場の様子を写真で見ることができる。
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