ニューヨーク・マンハッタンには、公共の公園の他に、地域の住民が運営するコミュニティーガーデンと呼ばれるグリーンスポットが850以上存在する。そのきっかけになったのは、「Seed Bomb」と呼ばれる、植物の種が入った小さな包み。1970年代、不景気で街が荒廃し麻薬密売や売春などの犯罪の温床となっていた空き地に、一人の女性が「グリーンゲリラ」と称して、次々と「種の爆弾」を投げ入れていった。街のあちこちに生まれたグリーンスポットは、人々の心を癒し、住民が集う場所となっていった。
filmed by Tramnesia for Papersky
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