花の島タヒチ、植物のエネルギーを分けてもらう旅
タヒチの島には花があふれている。男性も女性も耳元に花を飾り、花からとったオイルを毎日のように身体に塗る。家の中にも庭にも街にも、花のエネルギーで満ちている。そうして花のエネルギーを分けてもらうことは、タヒチに暮らす人々の間に流れる「シェア」の精神にもつながっているのではないだろうか。タヒチの空港に降り立ったときに、全員に手渡される国の花ティアレ。それも単なるツアリスト向けのサービスではなく、そうしたシェアの精神が表れたもの。美しい星形のティアレは、長いフライトで疲れた旅人に、島のパワーをシェアしてくれるものであり、タヒチの住人からの贈り物なのだ。
タヒチのブロガー・anapanapaさんも、タヒチアンに流れる「分け分け&助け合いの精神」として、そうした印象を綴っている。「タヒチでは街角やレストランでお花を売りに来るお年寄りなんかがいます。私も最初は某国で肩にオウムを乗っけて勝手に写真を撮って売りつけてくる類のものかと思ったんですが、タヒチに長い友人の話ではあれは”助け合い運動”なのだと。生活の苦しいおうち、病人を抱えたおうちの人などがわずかな小銭を稼ぐ為にああやっているので、余裕のある人は買ってあげるものなんだといわれて納得。…タヒチ語には「タウツル」って言う言葉があります。タウはMy、ツルは supportで助け合いって意味です」(「anapanapaタヒチ」より)。「与える・もらう」というベクトルではなく、常に他者の存在を意識し、大切にしようと思う気持ちがシェアの感覚を生み出しているのかもしれない。それは植物と寄り添って暮らしてきた、タヒチの人びとの持つ思想の表れといえるだろう。
anapanapaタヒチ » http://blog.livedoor.jp/anapanapa
See also: Papersky no.24





































