Papersky no.29 オーストラリアの旅のナビゲーターは、ディジュリドゥ奏者のGOMA。ディジュリドゥとは、オーストラリアの先住民アボリジニが作り上げた世界最古の木管楽器であり、まるで大地の底から響いてくるようなその音色で、彼はグルーヴ感のある魅力的なサウンドを紡ぎ出す。「大学生のころ、たまたまこの楽器を持っている人に出会って。身体の下から迫りくるようなそのサウンドに、なんだかやられてしまったんです。調べたら竹でもつくれるというので、見よう見まねで自作。それから夢中で吹くようになって、数年後にはディジュリドゥを抱えてオーストラリアを縦断する旅に出ていたんです」(P.26)
旅をしながら地元のコンペティションにも数多く参加し、なかでも1998年にアボリジニの聖地で行われたアーネムランド・バルンガ・ディジュリドゥ大会では準優勝。非先住民プレイヤーとして初の表彰を受け、アボリジニカルチャーにその名を刻むこととなった。どこへ行くにもディジュリドゥとともに旅をし、見晴らしのいい場所を見つけると思わず演奏を始めてしまうというGOMAさん。今号のPAPER SKYの旅では、地元ディジュリドゥ奏者とセッションしたり、ドットアートにチャレンジしたりと、オーストラリアの大地とともに紡ぎだされる彼の世界観を感じることができる。
GOMA Official Info : http://gomaweb.net
[GOMA profile]
オーストラリア先住民アボリジニに伝わる世界最古の木管楽器ディジュリドゥのオリジネータ的邦人奏者。聖地アーネムランドでおこなわれたDidgerdoo Competitionにて非先住民として初の表彰を受け一躍注目を集める。2002年、世界放浪から帰国。拠点を東京に移し、自身の音楽レーベル”JUNGLE MUSIC”を設立。現在、フジロックフェスティバル、朝霧ジャムなどの野外フェスに数多く出演している。
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