Papersky no.16

旅を続けるにつれ、日に日にこの国の景色は美しく-

「旅を続けるにつれ、日に日にこの国の景色は美しくなってゆく」- 1890年、ジャーナリストとして日本にやってきたアイルランド人ラフカディオ・ハーンは、中学校の英語教師として松江を訪れた。日本の神話や民話に強く 関心をもっていたハーンは、自ら集めた題材をもとに”耳無し芳一”や”雪女”といった、現代まで読み継がれるすぐれた怪談や紀行文を残した。彼は明治初期 の日本において、日本人自身が見失っていた幽玄な美の数々を、外国からやってきた”マレビト”(稀人)の目によって表現したのだった。著書「神々の国の首都」には、松江で彼が見聞きし感じたことが素直に書き綴られている。鼓動のように響く杵の音、川向こうの寺の鐘、朝陽に向かって打つ柏手 の音、早朝の物売りの声 – 風景、人、音、匂い、自然など、その土地に暮らしていると気づかない、生活に根付いた”美”が、ハーンの無垢な視点と優れた観察力によって、みずみずしく描き出されている。私たちが旅に出るのも、ハーンのような新鮮な目で世界を見たくなるからかもしれない。

See also: Papersky no.16

「神々の国の首都」ラフカディオ・ハーン


島根県松江市:

View Larger Map

Get Adobe Flash Player

  • Naples
  • Shimane
  • New York
  • Switzerland
  • Denmark
  • Yosemite
  • Toronto
  • Shanghai
  • Paris
  • Hawaii
  • Australia
  • Akihabara
  • Iceland
  • India
  • Nara
  • London
  • California
  • Mexico
  • Germany
  • Akita
  • Portugal
  • Aomori
  • Bali
  • Texas
  • New Zealand
  • Netherlands
  • Okinawa
  • New York
  • Kyoto
  • Greece
  • Tahiti
  • Australia
  • Ogasawara
  • Morocco
Papersky backnumbers
video